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2016年7月15日金曜日

NIE取得①

NIE:Número de Identidad Extranjero

直訳すると「外国人識別番号」である。


大学受験、医師国家試験、学位取得、1級船舶免許、これまでの人生で数々の難関をクリアしてきた。。。

しかし、、、ここスペインでNIEを取得することは、医師国家試験に合格するよりも困難であろう。。。

NIE取得の壁に阻まれて、スペインから撤退した日本人はその数、200万を超えると言われている。


前回も書いたが、、、

「本もなしに病気の勉強をするのは、海図も持たずに航海するのと同じである」 William Osler

「海図がないけど、とりあえず航海に出よう。遭難したらその時に考えよう」 KMT

今回NIE更新に際し、タイタニック並みの遭難してしまったため、

後に訪れる日本人たちが安心して航海できるよう祈念し、詳細に記しておく。。


2015年8月にバルセロナに来た際にNIE取得の手続きを行ったが、仲介業者まかせであったため、

ほとんど覚えていない。。よって、今回は「更新の手続き」および「出生児の手続き」について述べる。

まずNIEの重要性について、、、

NIEが記載されたカードは居住許可証も兼ねており、これを持たずヨーロッパ内(正確にはシェンゲン協定国)に

長期滞在すると、不法滞在になってしまうのである。
(日本国民はVISAなしで180日間のうち90日はシェンゲン協定国に滞在できる)

よって、日本出国時に取得した「長期滞在VISA」を居住許可証に切り替えなければならないのである。。。

このNIEカード(居住許可証)を持っていなくても日常生活ではさほど困ることはないであろう。

しかし、不動産契約、学校などはこれがないとハナシにならない。。。

最も困るのが旅行である。。これを持たずシェンゲン協定国外へ出てしまうと、スペイン帰国時に

空港などの出入国カウンターでハジかれてしまい、元の国へ強制送還されるため是非注意されたい。


さて、「出生児の手続き」である。

今回なぜ遭難したか、、、それはNIE取得には約3ヵ月かかるというのが最大の要因である。

チビは5月生まれ、7月に日本へ一時帰国し、8月にスペインに戻ってくる予定であるが、、、

チビはスペイン生まれの日本国籍、日本のパスポートを取得している。(パスポート取得に約1ヵ月)

往路はバルセロナ → フランクフルト(出国) → 関西 

復路は関西 → フランクフルト(入国) → バルセロナ

である。

よって、復路のフランクフルト(入国)でNIEカードが必要なのである。

しかし、そもそもチビはまだ生後90日を経過していないため、NIEカードは必要ないハズだが、、??
(日本国民はVISAなしで180日間のうち90日はシェンゲン協定国に滞在できる)

色々情報を集めてみると、VISA関係は航空会社が詳しいとのこと。。。

乗客が到着地で入国できなかった場合は航空会社の責任となり、タダで出発地に連れて帰る義務があるらしい。

早速、全日空に問い合わせてみた、、が、「わからない」の一点張りであった。

ここで引き下がる訳にはいかない。

小生はANAダイヤモンドメンバーであるためダイヤモンドサービスデスクから再度攻め込んでみた。

すると、すぐに「調べてみます」とのことであった。最初からそうしてくれ。。

ほどなく、返事がきた。

ANA小娘: 
「ドイツ大使館に聞いてみました。すると、カードがないと復路の入国どころか、往路の出国もできないそうです。」

全くもって、意味不明である。

ANA小娘を問い詰めても仕方ないため、ドイツ大使館に電話をかけてみた。

KMT: 「誰がそんなことを言った?そいつと電話代われ。」

ドイツ大使館: 「担当者いません。」

何度もかけたが、担当者はずっと不在のままであった。。。

次にスペイン大使館に問い合わせてみた。

山〇内というおっさんが意味不明な言語を繰り返すだけで全く解決できず。。

在バルセロナ日本大使館、在日本ドイツ大使館、在日本スペイン大使館

いずれの大使館にもヒト以外の生物が働いていることだけはわかった。。。

数日後、ANAから連絡があり、「往路・復路ともにNIEは必要ありません」とのことであったが、

全く信用できないのであった。



ここスペインではこのNIE取得が間に合わず、海外へ出かける必要があるヒトのためにある書類を発行している。

そう、かの有名な「Autorización de Regreso」である。

いわゆる、「帰国許可証」である。しかし、この書類ほど使えないものはない。

通常日本からスペインに戻る場合、直行便がないため、他のEU国で飛行機を乗り継ぐ必要があるのだ。

当然、最初のEU国で入国審査を受けるのだが、スペイン語で書かれているため審査官が読めないのである。

しかも、よく読むとスペイン国内のみ有効(つまり、、他のEU国では無効)と記されているのである。

ドイツの入国審査場でこの「Autorización de Regreso」を提出し、シェンゲン国外追放の刑に処される

日本人が後を絶たない。。

通常はイギリス(シェンゲン協定国外)に島流しにされ、再度スペインに戻ってくる経路になるとのこと。

何とも末恐ろしく、かつスペインらしい書類である。


そういうわけで、いよいよ7月のバルセロナ出国までにNIEカードが必要になってきたのである。

だが、間に合うのであろうか。。。


まず、
NIE取得はネット予約から始まる。
(取得方法は後に詳細に記載しよう)

しかし、この予約が全く取れないのである。

数年前の8月、スペインに大量の移民がきたらしい。その移民のカード切り替えが毎年6-8月になるため、

6-8月は予約がほぼ取れないとのこと。。

毎週木曜日朝8時からネットで予約枠を開放するのだが、2週間毎朝8時にクリックしても予約が取れない。

後に判明したのだが、「出生児の手続き」は予約が要らないとのこと。

なんてこった、2週間もムダにしてしまった。。。


まず、ここに行く。

Calle de Múrcia 42, Barcelona

Oficina de Extranjería en Barcelona





通常は予約の紙がないと、中に入れないのだが、、、

入口のガードマンに出生児の登録にきた旨、伝えると中へ入れる。


必要なものは、、、

① パスポート

② 申請人のNIEおよびパスポート(通常は親)

③ 出生証明書

④ 医療保険の契約書(DKVなどスペイン資本のものが無難)

⑤ 銀行の残高証明(家族5人分で約2万€)

⑥ 住民票(Empadronamient)

⑦ これら全てのコピー

チビ本人は来なくても良い。

以上で完了である。


その後、7-10日ほどでネット上で書類審査が通ったかどうか確認をする。

確認の仕方は、、、まずここから https://sede.administracionespublicas.gob.es/

赤丸をクリック

赤丸をクリック



このページをスクロールし、、、


赤丸をクリック


赤丸をクリック

必要情報を打ちこむ

すると、、、

FAVORABLEを確認


これで書類は無事に受理された。。この画面は印刷しておくこと。

さて、次は指紋採取の予約である。

またこのページから、、、 https://sede.administracionespublicas.gob.es/


赤丸をクリック


赤丸をクリック

赤丸をクリック

赤丸をクリック

TOMA DE HUELLASに合わせてACEPTAR

赤丸をクリック



必要事項を打ちこむ

番号を打ちこんで赤丸をクリック






すると、このような画面に行きつく。。

バルセロナ県であれば、どこの警察署でも受け付けているとのこと。


必要事項を打ちこみ赤丸をクリック

やっと、予約画面に辿り着いた。


好きな日を選ぶ。

これで完了である



この指紋採取の予約、、

「RAMBLA GUIPSUCOA, 74」が最も大きい警察署であるが、ほぼ1ヵ月先しか予約が取れないことと、

係員の態度が極めて悪性であることから、避けることをおススメしたい。


しかし、、この予約が帰国日に間に合わないのである。

当初から間に合わないことが予想されたため、手続きがスムーズにいくように弁護士その①に依頼した。

7月の帰国日までにNIEカードが欲しい、考えられるあらゆる手を尽くしてくれ、と依頼しているのに、

のらりくらりとスペイン人丸出しで、しまいには7月帰国日以降の予約を取ってくる始末であった。

そのくせに残金を要求し、こともあろうか「Autorización de Regreso」を勧めてきやがったので、

厳しく指導してやった。

仕方なく、帰国日が迫っているから早々に指紋採取をしてくれ、とGUIPSUCOAの警察署にかけあってみた。

ここで、またスペイン人気質を思い知らされるのである。

知らないことを「知らない」と言わず、思ったことを言うのである。

「午後に来い」、「月曜日に来い」など、30度越えの炎天下の中、2回チビを連れていった。。

しかし、2回とも門前払いであった。。。この国はもはや発展途上国である。。

結局自分で予約を取るハメに。。なんで弁護士に依頼してんのに自分で予約せーなあかんねん。。。

すると運良く、隣町(Sant Cugat)の警察署で帰国前日に予約を取ることができた!

しかもSant Cugatでは指紋採取と同日にNIEカードを発行してくれるとのこと。

念には念を入れて、弁護士その②に再依頼してみた。。

予約日は帰国前日のため、今度ミスるとNIEカードなしで帰国しなければならないのだ。

本当に当日にNIEカードを発行してくれるのか、を弁護士その②に2度確認をさせた。

すると、大丈夫とのこと。

そして、当日警察署へ。持っていくものは、、、

① 指紋採取の予約書

② パスポート

③ 出生証明書

④ 書類審査時にもらった紙

⑤ FAVORABLEの画面を印刷した紙

⑥ 写真2枚

⑦ Empadronamient

⑧ 両親とそのパスポートとNIE

⑨ チビ本人

である。


実は乳児、幼児はチビすぎるため、指紋採取の必要はないとのこと。書類と写真を渡して終了であるが、、、、

なんと、、、NIEカード発行には4週間かかるとのこと。

おいおい、弁護士通じて2回確認したよな?

しかも、コイツも「Autorización de Regreso」を勧めてくる始末。。

結局、NIEカードなしで日本に帰ることになってしまった。ドイツで島流しに処されるかどうかは運次第である。


最後に、、

スペインの窓口系係員は筆舌に尽くし難い行動をとる。決して窓口系スペイン人を信用してはいけないのである。

以上。




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2016年6月12日日曜日

祝 次男誕生!③

ここスペインの事務系、窓口系は本当にいい加減なヤツが多い。

自分が知らないコトを棚にあげ、不必要な書類や手続きを要求してくるのである。

レジ系もそうである。列に客が延々と並んでいるのに横のヤツとベラベラ話ながらレジ打ちをするのである。

また外国人特有の肩をすぼませたり、両手を広げたりなど、話しながらのジェスチャー大きいため、

その度にレジ打ちが止まり、終いには並んでいる客まで一緒に駄弁り始める始末である。。。

そら、おまえら経済危機に陥るわ。。。



今日は「祝 次男誕生!③」だ。。大丈夫、忘れていない。

前回続きから、

以上のような過程を経て、やっと出生証明書が手に入るのである。





そして、もうひとつ、、


Libro de Familia、、、家族の冊子ってカンジかな?


以上2点でスペインでの戸籍登録は完了である。

ここである疑問が脳裏をよぎる。。。

ここスペインでは、日本人夫婦から生まれた児は「日本戸籍を保有する日本人」となるのであるが、

なぜ、スペインで戸籍登録が必要なのであろうか?? その理由はいまだ謎である。。

しかし日本で出生届を提出する際にはこの出生証明書を添付が必須となるため、取得しなければならない。。

さらに言えば、このスペインで生まれた児が将来、スペインで子どもを生めば、その子どもはスペイン国籍

を取得することができるらしい。まぁ、かなり確率は低いハナシではあるが、、、そのための記録かな。。?


この出生証明書がゲットできれば、次は日本の戸籍登録である。

通常は在バルセロナ日本領事館に出生証明書と出生届を提出すれば良いのだが、ここで事件が起こった。

しかし、この出生証明書、、、、家内の誕生日が間違えて記載されていたのである。。。


領事館にて、

KMT: 「出生届を出したいんですが、、」

領事館のおばさん: 「書類をチェックします。」

待つこと10分ほど、、、

領事館のおばさん: 「この出生証明書、間違ってるじゃないですか!」と言っていきなり怒り始めたのである。。

KMT: 「おい、ババァ。間違えたのはオレか?なんでオレがおまえに怒られんとあかんねん、コラ?」

と言いたいのをグッと堪えて、もう一度Registro Civilへ。。。

しかし、出生証明書は修正できない書類らしく、備考欄に修正箇所を記載してもらうことになりました。

かわいい担当ちゃんにもう一度会えたのはヨシとしても、、、腹の立つおばさんである。

そう、このおばさん、、、左に座ってる顔がクシャクシャの、あのおばさんです。

バルセロナ在住日本人7-8人聞くと、「あぁ、あのムカつくおばさんね。」とみんなが知ってる

名物ババァでございました。ぜひ、態度を改めてほしいものである。


ハナシを戻そう。出生届である。

日本領事館を通して行うと2ヵ月ほどかかるため、急ぎの方は自分の本籍のある市町村に問い合わせるとよい。

出生届は郵送ではできないため、代理人に行ってもらうか、スペイン語の出生証明書で大丈夫かなど、、、

小生は下記のような自作抄訳を添付して受理してもらうことができた。

日本での戸籍登録に必要な情報のみで大丈夫である


日本-スペイン間往復の郵送、戸籍登録に約3週間を要し、やっと児の名前が入った戸籍謄本を手に入れた。

これを申請書に添付し、日本領事館に提出することでやっと児のパスポートが手に入ったのである。





続いて、Empadronamient(住民登録?住民票?)の取得である。

小生たちは年始に引越しをしたため、まず住所変更をして、児の登録をする必要がありました。

バルセロナで住所変更、、、、どこですんねん。。??

こちらに来たときに居住カードを取得した警察署に行ってみたが、たらい回しにされること約半日、、、

やっとここに辿り着いた。


Oficines d'atenció ciutadana

いわゆる市役所である。

ちなみにカステリャーノ(スペイン語)では「Oficinas de atención al ciudadano」となる。

ここはサリア地区に近いところであるが、他にもたくさんあるので、自宅に近いところをこちらで探してほしい。

営業時間は月曜日から金曜日の8:30-14:00である。 

この時点でこの国のやる気のなさがひしひしと伝わってくる。


まず、住所変更から。必要なものは、、、

1、家族全員分のNIE

2、家族全員分のパスポート

3、新しい家の契約書

4、家賃を支払ったと証明できるもの

である。

なぜ、4が必要なのかがわからないが、適当なのであろう。

児の登録は、、、

1、児のパスポート

2、Libro de familia

である。

そして、住民票を受け取ることができた

ここまで全て揃えた後、いよいよNIE取得が始まる。。。



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2016年5月22日日曜日

祝 次男誕生!②

病は気から、、、をモットーとする自称オラオラ系内科医。。出産前夜から熱発!

どこぞのスポーツ紙にありそうな見出しである。

家内の帝王切開予定日の前日から熱発し、なんと9日間も発熱・激しい頭痛が続いたのである。

内科、感染症、呼吸器のトリプル指導医を保持する小生が自分で自分を診察してみた。

が、、、思い当たる病気がない。強いていえば、軽い髄膜炎か、、、?

ついに軽く意識障害?が出始めたため、大きな病院の救急外来を受診することにしてみた。

自分も医師であることを告げ、おかしいから調べるよう依頼したところ、担当医もそう思ったらしい。

すぐに採血、尿、胸部Xpなどの検査をし始めました

すると、途中で看護婦が点滴の留置針挿入を失敗しやがったのです。その直後になんと、、

看護婦:「あなたの血管が動いたので別のところに刺さりました」

などとほざきやがりました。

自分の技術の未熟さを棚にあげ、患者のせいにする医療従事者の常套手段である。

血管の枝分かれした股の部分から針を刺すと血管も動かず、一発で留置できるの知らないくせに、

言い訳だけはいっちょまえにほざく未熟者め、、、と指導してやろうかと思いましたが、もはやそんな元気もなく、

検査結果を待っている間、解熱鎮痛薬を大量に点滴されてしまった。

検査結果:ほぼ異常なし。(いわゆるWBC、CRPは大きく動いていない)

ますます、初期のウイルス性髄膜炎が疑わしくなってきたのであるが、担当医は帰そうとしてくるのである。

小生であれば、確実に髄液検査を実施していたであろうなと思いを馳せ、帰路についた。

担当医に大きく左右されるが、バルセロナの医療レベルを垣間見た出来事であった。



さて、愚痴はこのぐらいにしておいて、、、今日のテーマは「祝 次男誕生!②」である。


帝王切開当日、病院に向かった。今回は最寄りの病院「CLINICA CORACHAN」で産むことにした。


少し暗いがまあまあの病室である

主治医に聞いたところ、手術室の中まで入らせてもらえることになった。

手術が始まりほどなく、ついに産まれてきたのである。

エイリアンのようにでてきました

サルのようにしわくちゃであったが、やはり我が子はかわいいものである。

そして、病室に移動した。


さぁ、ここからが出生届の提出である。

まず病院側からこのような書類を手渡された。





いずれの用紙も名前、住所など一般的な事項を記載するのであるが、けっこうめんどくさい。

お国柄の違いか?やたらと結婚情報の記載がキビしいのである。

同僚に聞くと、スペインではバツ3、バツ4はザラにいるとのこと。。

未婚か、既婚か、何回目の結婚か、結婚してから何日目の子どもか、夫の身元、などなど、、

つまり、その子どもは誰の子であるかはっきりさせておけ、ということなのである。

医療通訳さんがほとんど記載してくれたため事なきを得た。ほんとにありがとうございました!

これらに加えて、「Informe Neonatal」という新生児の出生時状態を記した用紙を受け取る必要がある。

ここは国民皆保険の日本ではないため、我々外国人はその児にも医療保険をかける必要がある。

子どもは何かと病気が多いため、少々保険料は高くつくが、いいのに入っておいた方が無難だ。

医療保険の相談はこちらで。そのために必要なのが「Informe Neonatal」なのである。

各病院によって様式が違うため、「これがInforme Neonatalか?」と確認することをおススメしたい。


ハナシを戻そう。病院で受け取る必須書類は以上3点である。

また日本の医療保険や健康保険からは所定の用紙があると思うので、それらは各自で準備して頂きたい。


さて、ここからが大変なのである。

必要な書類を整えて、バルセロナ戸籍登録所(Registro Civil)に挑まなければならないのだが、

3-4時間は普通に待たされ、また1回の手続きですんなり終わることは皆無らしい。

なんと、担当官の気分次第で必要書類が変化するという恐ろしい施設なのである。。


数々の在バルセロナ日本人たちを葬り去ってきたRegistro Civil

ちなみに場所はここ


まず病院で受け取る2用紙には戸籍情報を詳細に記載するのであるが、それを証明する書類が必要なのである。

一般的には戸籍謄本が良いであろう。抄本ではなく謄本である。

日本の市町村で発行されるされる戸籍謄本は当然海外では効力がないので、

それらを外務省に送り、アポスティーユ認証を受けなければならない。詳細はこちら。。

その後、それらをスペイン語に翻訳して完成である。(翻訳は在バルセロナ日本領事館でも受け付けている)

通常、これらの手続きは1年前のVISA申請時に行っているハズであり、その時の書類が使えないものか。。。

1年前の書類が使えるかどうか、、、それは運次第である。

そう、ここはスペインなのである。しかも相手はRegistro Civil。

完璧な書類も担当によっていともたやすく打ち砕かれてしまう例が後を絶たない。

大殺界中である小生は1回で終わるように必勝の布陣で挑んだ。

① パスポート(家族全員分)

② NIE(家族全員分)

③ 上記、病院から受け取った3用紙。

④ 戸籍謄本(日本外務省アポスティーユ付き)

⑤ ④のスペイン語訳

⑥ ⑤の翻訳証明(VISA申請時のものを流用)

⑦ 職場・学校等の在籍証明書

⑧ スペインの住民票(家族全員分)

⑨ これらすべてのコピー


朝9時、開館と同時に攻め込んでやった。

入口でボディーチェックを受け、受付で新生児の登録にきた旨、告げると整理券と共に待合室2に案内された。

待つこと3分、、すぐに順番がきた。ドキドキしながら、担当官の席へ。。。


担当、、、、めっちゃかわいい。。。(*´∀`*)ウヒッ


しかし、ここで油断してはいけない。ここは悪名高きRegistro Civilである。

席に座るなり、矢継ぎ早に質問を浴びせかけてきたので、必死に迎撃したところ、5分程度で終了した。

KMT: 「もう終わり?」

小娘: 「はい。あちらで用紙を受取ってください。」

結局何も確認もされず、必要書類は①、②、③、⑤のみであった。

所要時間も10分程度であった。

小娘がかわいかったので、何か物足りない気もしたが、ヨシとしよう。


しかし、事件は起きるのである。。。


続く。





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2016年5月21日土曜日

祝 次男誕生!①

先日、無事に次男が誕生致しました。

異国の地での出産、、、しかも帝王切開。。初めてづくしで、わからないことだらけでございました。

今後、バルセロナで出産される方はたくさんおられると思います。

そんな方々の参考になればと思い、妊娠・出産・出産後の手続きについて詳細に記しておこう。


まず、妊娠。

日本で産むか、バルセロナで産むか、、、

日本で産む場合、言葉が通じるし、実家の援助も得られるし、あえて記載することはないであろう。

バルセロナで産むメリットとしては、、、、全くないように思う。(じゃあ、日本で産めって。。)

アメリカなどでは生地主義であるため、アメリカ国籍を取得することも可能であるが、

スペインは血統主義であるため、モロ日本男児になってしまうのだ。

夫婦ともに日本人の場合、バルセロナで産まれた子どもには日本国籍しか与えられないのである。

ただ出身地はスペイン・バルセロナとなり、何となくカッコイイ雰囲気が醸し出されるであろう。

ただそれだけである。

我が家では実家から義母が出産前後3か月にわたり、バルセロナにきてくれるとのことであったため、

スペインでの出産を決意した。

ここで注意すべきこととして、、、医療保険の確認である。

妊娠および妊娠にまつわる疾病に関しては通常の「駐在保険」や「旅行保険」では賄われないため、

現地での妊婦検診・出産をカバーした保険に加入する必要がある。こちらを参照。

しかし、保険費用も結構高額であるため、よく吟味してほしい。

妊娠中、経過順調であれば費用もかさまないが、何らかの合併症を併発すると費用はかなり悪性化する。

参考までに今回妊婦検診から通訳、出産(帝王切開)にかかった全ての費用として、約7000€であった。

通常出産であれば、もう少し安くなるのかもしれないが。。。

しかし帝王切開となれば病気扱いになるため、日本の健康保険の対象となり、医療費の請求ができるのである。

さらに日本で何らかの医療保険に加入していれば、そこからも医療費が請求できるため、

入院・出産に関する費用はカバーできるであろう。(妊婦検診は別かも、、?)

我が家ではスペインおよび日本いずれの医療保険も加入していなかったため、費用がかさんでしまった。

現在、帝王切開にまつわる費用を日本の健康保険に申請中であるが、スズメの涙ほどの還付であろう。。。涙


また、言語の問題。。。

「まぁ、英語ができたら大丈夫」という考えはこなごなに打ち砕かれてしまうであろう。。

スペイン人は日本人と同じくらい英語ができない民族なのである。

しかし医療通訳に関しては極めて信頼できる方がバルセロナにおられるため、相談すると良い。


そして、妊娠末期。。

新生児が百日咳にかかると致死的になる場合があるため、妊娠末期の母体にワクチンを接種し、

抗体を胎児に移行させなければならないのである。

百日咳単独のワクチンは存在しないため、破傷風・ジフテリアとの混合ワクチンを接種する必要がある。

この3種混合ワクチンといえば、、DPT」である。(今はポリオも追加されて4種であるが、、)

子どもに打つのが、「DPT」。(Diphtheria:ジフテリア、Pertusis:百日咳、Tetanus:破傷風、の頭文字)

成人に打つのは、「Tdap」といって抗原量を調整したワクチンである。

以前にも書いたが、ここスペインでは薬局でワクチンを購入しないといけないのである。


また先生曰く、「今、Tdapはバルセロナ全体で品切れになっていて、手に入らないかも。。」

そして、娘のお友達のママさんも来月出産を控えているのにまだ手に入れられてないとのことであった。

何とも恐ろしい国である。。

早速、薬局に攻め込み、工場から直に2本卸させることに成功し、事なきを得た。


続く。




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2015年11月21日土曜日

「eDreams」という会社

パリのテロから1週間が経過しました。

被害に遭われた方には本当にお悔やみ申し上げます。

本日、娘と二人でパリ旅行を予定しておりましたが、やむなく中止せざるを得ませんでした。

今回はその一連の出来事について報告したいと思います。


とりあえずホテルと航空券の予約をキャンセルせねばなりません。

まずホテル。 「規定でキャンセルの場合は返金できません。日程変更を承ります。」とのこと。

フランス政府が「非常事態宣言」が出してんのに、規定通りの対応って。。。


そして、航空券。

めんどくさいことに往路はスペインを拠点とするLCC「Vueling航空」、復路は「エールフランス」でございました。

Vueling航空のHPをみると、今回のテロの件に関して、一切情報が記されておりません。

さすがLCCやな、と思いサービスセンターに電話しました。すると、全然繋がらない上に電話代が異常に高い。

10分ほどで10€ぐらいかかってます。テレクラ並みです。

しかも、10分待って「後ほどおかけ直しください」みたいなメッセージが流れて強制的にきられるのです。

うーん、、、二人で80€ぐらいのチケットやのに、このままでは電話代だけで80€を超えそうやな。。。

仕方なく、バルセロナ空港のチケットカウンターへ直接攻め込みました。

すると、係員曰く「返金はできません。そしてテロから3日経っているので、変更もできません」とのこと。

「おい、コラ。なに血迷、、穏やかな交渉の末なんとか日程を変更してもらうことができました。


そして、エールフランス。お待たせ致しました。ここでやっと今回のテーマ、「eDreamsという会社」の登場です。

今回、チケットはスカイスキャナーで購入したんですね。みなさまご存じのとおり、チケットを選択すると代理店の

HPにリンクし、そこで購入することになります。それがなんと「eDreams」だったのです。

まずエールフランスのHPをみると、さすが大手、テロの一件に関する航空券の取扱について記載がありました。

「予約便の変更ができます。キャンセルの場合は返金不可のクーポン券に替えます」とのことであった。

また「代理店で購入された場合は代理店へ」とのことです。

さっそく、「eDreams」への連絡を試みました。予約完了メールには日本の電話番号が書かれております。

日本語通じるのかな?と期待して電話すると、案の定1コールで転送になり、中国人がでてまいりました。

まず「キャンセル・クーポン券にしてくれ」と依頼したところ、「確認し、メールで連絡する」とのこと。

すると翌日、メールで「キャンセル・クーポン券は無理です」と返事がきました。??なんで?

再度電話したところ、別の中国人がでてまいりました。繰り返し、エールフランスのHPに書かれてる旨、

説明しましたが、「できない」の一点張り。。段々と予後不良なカンジが醸し出されてきました。。

仕方なく、日程変更へ。前述のVueling便に合わせないといけません。該当便は空席があるとのことでした。

KMT 「じゃ、それに変更で」

係員 「カシコマリマシタ。ショウショウ、オマチクダサイ」

5分後、、

係員 「該当便の空席はありますが、こちらのコンピューターでは予約ができないようになってます」

KMT 「なんで?」

係員 「同じエコノミークラスにも予約できない席があるみたいです」

KMT 「意味がわからんな。それはお宅のコンピューターが悪いのでは?エールフランスに聞いてみて下さい。」

係員 「それはできません。規約にもそうなっております。」

KMT 「今は非常事態でエールフランスのHPにも変更できると書かれているので、問い合わせてくれ。」

係員 「上司に聞いてみます。」

お前が相談すべき相手は上司じゃなくて、エールフランスやっちゅーの。 そして、5分後、、

係員 「やはり、できません。」

KMT 「ハナシが通じてないので、日本人スタッフに代わってくれ」

係員 「スタッフは中国人しかいません」

こんなやりとりを10分ほど続けましたが、結局変更もできず、電話終了となりました。

この「eDreams」という会社、ネットで調べるとたくさんの方がトラブっているようです。

どうしようもないので、次はエールフランスジャパンに電話してみました。

「予約は確認できました。しかし代理店で購入したチケットは代理店で手続きしてもらって下さい」とのこと。

「しかし、その代理店が悪性なんです」と説明したところ、ものすごくえらそうな話し方で

「あなたの予約はエールフランスUKで発行されているから、UKに交渉しなさい」と宣われました。

早速、エールフランスUKにメールしましたが、今だ音沙汰なしです。


フランスは世界一の観光大国なんですね。年間8000万人以上のヒトがフランスを訪れるのだそうです。

よって今回のテロが観光業に与えるインパクトは相当なモノであろうと推察致します。

またキャンセルが相次いでいるというニュースもネットでよくみかけます。

フランス、、、ホテル然り、エールフランス然り、ここでスッと返金をしてくれていたら、こちらも気持ちよく

「ありがとう。しばらくして落ち着いたら、必ずパリに行くよ」と言えるんです。

少なくとも、2011年の日本はそうしていたと思います。

今回のような対応では観光客はさらに遠のいてしまうでしょうね。まぁ欧州では普通なんかな、、、

そして、「eDreams」。この会社の利用はできる限り避けるようにしよう。

一人でも多くの方の旅行が台無しになるのを未然に防げるよう祈念し、ここに記しておく。



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2015年10月27日火曜日

EMS

先日、大阪の実家から荷物を送ってもらいました。

中身はしょーもないモンばかりなんですけど、こちらでは手に入りにくいモノばかりです。

例えば、「地球の歩き方」。これからヨーロッパを旅行しまくるにはmustの一品と思われます。

また歯ブラシ。小生25年以上「ビトイーン」を愛用しており、これじゃないと歯が磨けないんですね。

そして娘の「ランドセル」。要らんかなー、と思って日本に置いてきましたが、これで学校に通いたいそうです。

あとは、しそのふりかけ、梅干し、愛用のヘルメット、サングラスなど。。母上が発送してくれました。

まず国際郵便は最速の「EMS」、普通航空便の「SAL」、最も遅い「船便」があります。

母上は気を利かし、最速の「EMS」で発送してくれたのです。運送料金はなんと2.5諭吉!!

少々高い気もしますが、郵便局のHPでは2-4日で着くとのこと。追跡サービスもあり。

10/1に発送してくれました。。4-5日経過しても音沙汰がありません。。??おかしいな??

追跡してみると、早々にマドリードに到着しているではありませんか。

しかし、通関手続中の表示のまま1週間が経過しました。



せっかく高い「EMS」で送ってんのに、何トロトロしてんねん。シエスタしてる場合か、コラ!ってカンジです。

2週間が経過したころ、やっとマドリードから封書が届きました。荷物受領には諸手続きがあるとのこと。

スペイン語で書かれているので、しかたなく職場の同僚 Meriちゃんに援軍を要請したところ、

所定のHPでログインし、身分証明書、購入証明書、送り状をアップせよとのことであった。

身分証明書はよしとしよう。

そして、購入証明書、、、全部中古やし。梅干し・ふりかけの購入証明書って、、?

また意味不明なのが、送り状。。送り状は箱に貼られてるハズやろ、おい。実家には控えしかないし。。

荷物を受取るのに送り状が必要って、、普通送り状は送り主が持っとんねん!

その送り状は別で郵送してもらわなアカンのか、コラ?

それを受取るのにまたそれの送り状が要るっちゅーんか? いつ終わんねん、それ。。

しかし言われた通り、送り状を写メールしてもらい、アップ致しました。

第1戦目、、、門前払い。どうしても購入証明書が準備できないため、Meriちゃんに電話してもらいました。

すると、内容証明書を作ってサインしたもので良いとのこと。早速作成し、アップ。

第2戦目、、、門前払い。各物品の値段を書け、とのこと。正規の値段を書くと税金がかかり倒すので、

かなり安く、全部で85€にしました。土日休み、祝日もありかなりイラついてます。

第3戦目、、、門前払い。物品名にメガネとあるが、サングラスか?、歯ブラシは何本?とのことでした。

いよいよコイツを血祭りにあげ、、、 気を取り直し、Meriちゃんにも手伝ってもらい再修正し、アップ。

第4戦目、、、門前払い。おまえは学生・研究者VISAなので、職場の在籍証明も付けなさい、とのこと。

この時点でこの担当者が極めて悪性であることが判明致しました。こいつの目的は何なんや?

何回もオレにやり直させることで、おまえに何か得することがあるんか?

日本の警察の交通取締りみたいなノルマがあるん、、、仕方なく書類を揃え、アップして次の戦へ。

第5戦目、、、門前払い。おまえは役所?税務署?で登録されてないから荷物を受取る資格がないようだ。

登録されてる第3者に受取ってもらいなさい。と言ってきやがりました。


さて、、、まず家に帰って、日本刀を研ご、、、


コイツがバルセロナのヤツだったら直接会って、確実に死人が出、、、 文句を言ってるところです。

おまえ、税関がマドリードで助かったなー。あぁ、日本やったらこんなヤツに好き勝手させんのに、、、。

普段から温厚な小生もさすがに怒りに震えながら、Meriちゃんにお願いしました。

Meriちゃんも「これはひどいねー」って言いながらも慣れてる様子でした。

スペインではこれが普通なんやろな。。

荷物を受取ったらまた報告致します。







2015年10月5日月曜日

留学準備③

バルセロナは本当に天気がいい。

1か月で雨が降ったのが2日ほどであった。そして曇りが2日ほど、あとは全て晴れである。

この調子でいくと、1年のうち300日ぐらいは晴れるのではないかと思う。

結構日差しは強いのだが、カラっとしていて日陰は涼しい。

ねっとりと絡みつく空気感はなく、基本的に日本の夏のようなシューマイ気分を味わうことはない。












そのせいか、みんな薄着である。今の時期でも透けているヒトが多い。真夏にはどんな服装になるのか。。

今から楽しみで、、 まぁ、透けてても誰も気にしないのであろう。さすが「ラテンの総本山」である。


今回は「留学準備③」。 大丈夫、忘れていない。


VISAの申請を行いつつ、次は小学校を決めないといけません。

バルセロナには日本人学校がありますが、せっかく海外に来たのだから日本人学校というのも少し寂しい。

またインターナショナルスクールも考えましたが、学費がかなり悪性でございました。

自動的に残ったのが、現地校です。しかし、ここで「語学」という大きな問題がでてくるんですね。

バルセロナのあるカタルーニャ州では「カタルーニャ語」が必修なんです。

通常のスペイン語は「カスティーリャ語」と呼ばれるもので、カタルーニャ語は少し異なるんですね。

いや、はっきり言って、方言以上に異なっている気がする。おそらく琉球語ぐらい違うんじゃないかね。。。

従って現地校に入学させると、カスティーリャ語、英語に加え、カタルーニャ語も学ばないといけません。

うーん、、、3歳の息子は多分スペインにいること自体を理解していないので大丈夫であろう。

しかし、7歳の娘はどうか。。。日本で小学1年生も経験したし、すでに日本語はある程度理解できている。

いきなり日本語も加えたcuatro-lingualで大丈夫かな。。。と悩んだ結果、

結局は日本人児童が多い現地私立校に入学させました。

土曜日に日本人学校で「日本語の補修授業」というのがありました。これも検討しましたが、

日本人学校は市街地から離れており、車がないと通うのはかなりキビしい位置にあるため、見送りました。

今のところ、子どもたちは機嫌よく登校しており、安心している今日このごろです。


2015年10月3日土曜日

留学準備②

受け入れてくれる施設が決まったところで、次はVISAの取得です。

在日スペイン大使館のHPをみてみると、小生はどうやら「研究・長期VISA」に該当するようです。

「学生VISA」との違いがわからず、大使館に電話で問い合わせても出てくれません。何回かけても出ません。

仕方なくメールで問い合わせると、返事もきません。

もう一度送ると、やっと返事がきました。あなたは「研究・長期VISA」でしょう、と一言だけ書かれていました。

「大丈夫かな?」と思いながら、とりあえず必要書類一覧をダウンロードしました。

① 査証申請書 ・・・・単に書くだけ

② 出頭2回 ・・・・申請時と受領時の2回

③ 写真 ・・・・すぐに撮りましょう

④ パスポート ・・・・期限切れに注意

⑤ 受入先施設からの許可書 ・・・・滞在期間、ポスト(reserch fellowとか)、研究内容の明記が必要

⑥ 無犯罪証明書 ・・・・警視庁に申請。2週間ほどかかる。小生は逮捕歴がありましたが、大丈夫でした。

⑦ 経済能力を証明するもの ・・・・銀行の残高証明書。発行するのに1000円ぐらいかかる。

⑧ 宿泊証明 ・・・・一番厄介。後述します。

⑨ 海外旅行保険 ・・・・これも厄介。

⑩ 健康診断書 ・・・・同僚に書いてもらいましょう

⑪ 返信用封筒 ・・・・カンタン

⑫ 必要日数2か月 ・・・・3か月前に申請するのがちょうどよい

こんなカンジでした。

小生の場合⑤、⑧、⑨が大変でした。

まず⑤。先方曰く「受入許可書を出すには、そちらの大学(私の所属)からまず書類を出せ」と言うのです。

こちらから書類を提出すると、「給料は日本で保証されていることを明記しろ」とか「労災も明記しろ」とか、、、

毎回やり直しになるので終いに「どういう文章だったら良いのか、下書きを送ってくれ」というカンジになりました。

やっとの思いで入手し、大使館に持っていくと「スペイン語版も必要なので、もう一度取り直して下さい」とのこと。

そういう大事なことは「必要書類一覧」に書いといてくれって。。。

次に⑧。バルセロナでの住居がどこなのかを証明するものが必要なのです。

「おいおい、行く4か月前からどこに住むかは決められへんやろ」と思い、大使館に問い合わせると、

大使館のヒト
「現地人宅に居候の場合はその証明書を現地行政書士に作成してもらうこと、賃貸の場合は契約書でも可」

KMT
「行く前からそれはムリやから、ホテルの宿泊予約書とかじゃアカンの?」

大使館のヒト
「それではVISAは出せませんね」

そこでいよいよ頭突きを入れそうに、アレコレと考えてみました。

これは個人で準備すんのは確実にムリやな、、、ということは、専門の業者がおるハズ。。。ビンゴでした。

今回私は「タクミリロケーション」さんにお願いしました。連絡すると、いとも簡単に準備して頂けました。

多分バルセロナに移住する日本人のほとんどは「タクミ」さんにお世話になっているのではないでしょうか??

そして⑨。正確には旅行保険ではなく、海外駐在員用保険のようなカンジですね。損保ジャパンが安かった

ので加入すると、証明書類が誤字・脱字だらけで困りました。これも4回ほどやり直しました。

大使館のヒトも「損保ジャパンの書類は抜け個所が多い」とボヤいておりましたので、一考の余地ありです。

これらを家族4人分やるんです。なかなかの作業でした。。。

やっとの思いで全ての書類を大使館に提出し、待つこと2か月。無事にVISAを手に入れました。



2015年9月30日水曜日

留学準備①

医師の留学先として多いのはやはりアメリカ。僕の友人の多くもアメリカに行きました。

臨床でいくか、研究でいくか、いずれも本やネットで様々な情報を得ることができます。

しかし、スペインとなると、、、?


「本もなしに病気の勉強をするのは、海図も持たずに航海するのと同じである」 William Osler

「海図がないけど、とりあえず航海に出よう。遭難したらその時に考えよう」 KMT


今後、スペインに研究留学する方の海図の一部になれば、と思い施設選び、準備、スペインでの生活、

スペイン語の習得について報告していこうと思います。

まず施設選び。

通常、大学の医局に属していれば、教授や先輩のツテがあり、スムーズに行けます。

私の場合は医局に属しているにも関わらず、そのようなツテが一切ない状況から始まりました。

先日、私の研究テーマについてご紹介致しましたね。

そう、キノロンという抗生物質に耐性を持つインフルエンザ菌についてです。

まずPubMedで同じような研究をしている施設がないか調べてみました。すると、、、2つほど見つけました♪

一つはドイツの山奥、もう一つはバルセロナ。。。この時点でバルセロナに即決です。

早速、メールを送ってみました。文章は友達の奥さん(アメリカ人)に添削してもらいました。甚野、ありがとう。

「ん?スパムメールか?即Delete!」になってもいいように施設長や論文の著者など、複数送った方がいいです。

すると、返事がきたじゃないですか♪ 内容は、、

「ウェルカムですよ。でもウチは国立で、知っての通りスペインの財政はかなりキツいんで、給料は出せません」

とのことでした。

「給料なしでも全然OKです。とりあえず、2週間後に面接行きますね。」

というカンジでトントン拍子に進みました。しかし、面接って、英語もスペイン語も話せへんのにどーしよ。。

今からスペイン語勉強しても間に合わんし、、面接時にはこちらの意思を明確に伝えんといかんなと思い、

現地の通訳を雇いました♪

その結果、無事に面接も終わり、「では9月ごろを目途に準備しましょう」ということでハナシがまとまりました。

さぁ次はVISAの取得です。