2015年10月3日土曜日

留学準備②

受け入れてくれる施設が決まったところで、次はVISAの取得です。

在日スペイン大使館のHPをみてみると、小生はどうやら「研究・長期VISA」に該当するようです。

「学生VISA」との違いがわからず、大使館に電話で問い合わせても出てくれません。何回かけても出ません。

仕方なくメールで問い合わせると、返事もきません。

もう一度送ると、やっと返事がきました。あなたは「研究・長期VISA」でしょう、と一言だけ書かれていました。

「大丈夫かな?」と思いながら、とりあえず必要書類一覧をダウンロードしました。

① 査証申請書 ・・・・単に書くだけ

② 出頭2回 ・・・・申請時と受領時の2回

③ 写真 ・・・・すぐに撮りましょう

④ パスポート ・・・・期限切れに注意

⑤ 受入先施設からの許可書 ・・・・滞在期間、ポスト(reserch fellowとか)、研究内容の明記が必要

⑥ 無犯罪証明書 ・・・・警視庁に申請。2週間ほどかかる。小生は逮捕歴がありましたが、大丈夫でした。

⑦ 経済能力を証明するもの ・・・・銀行の残高証明書。発行するのに1000円ぐらいかかる。

⑧ 宿泊証明 ・・・・一番厄介。後述します。

⑨ 海外旅行保険 ・・・・これも厄介。

⑩ 健康診断書 ・・・・同僚に書いてもらいましょう

⑪ 返信用封筒 ・・・・カンタン

⑫ 必要日数2か月 ・・・・3か月前に申請するのがちょうどよい

こんなカンジでした。

小生の場合⑤、⑧、⑨が大変でした。

まず⑤。先方曰く「受入許可書を出すには、そちらの大学(私の所属)からまず書類を出せ」と言うのです。

こちらから書類を提出すると、「給料は日本で保証されていることを明記しろ」とか「労災も明記しろ」とか、、、

毎回やり直しになるので終いに「どういう文章だったら良いのか、下書きを送ってくれ」というカンジになりました。

やっとの思いで入手し、大使館に持っていくと「スペイン語版も必要なので、もう一度取り直して下さい」とのこと。

そういう大事なことは「必要書類一覧」に書いといてくれって。。。

次に⑧。バルセロナでの住居がどこなのかを証明するものが必要なのです。

「おいおい、行く4か月前からどこに住むかは決められへんやろ」と思い、大使館に問い合わせると、

大使館のヒト
「現地人宅に居候の場合はその証明書を現地行政書士に作成してもらうこと、賃貸の場合は契約書でも可」

KMT
「行く前からそれはムリやから、ホテルの宿泊予約書とかじゃアカンの?」

大使館のヒト
「それではVISAは出せませんね」

そこでいよいよ頭突きを入れそうに、アレコレと考えてみました。

これは個人で準備すんのは確実にムリやな、、、ということは、専門の業者がおるハズ。。。ビンゴでした。

今回私は「タクミリロケーション」さんにお願いしました。連絡すると、いとも簡単に準備して頂けました。

多分バルセロナに移住する日本人のほとんどは「タクミ」さんにお世話になっているのではないでしょうか??

そして⑨。正確には旅行保険ではなく、海外駐在員用保険のようなカンジですね。損保ジャパンが安かった

ので加入すると、証明書類が誤字・脱字だらけで困りました。これも4回ほどやり直しました。

大使館のヒトも「損保ジャパンの書類は抜け個所が多い」とボヤいておりましたので、一考の余地ありです。

これらを家族4人分やるんです。なかなかの作業でした。。。

やっとの思いで全ての書類を大使館に提出し、待つこと2か月。無事にVISAを手に入れました。



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