子どもたち曰く、「学校帰りはいつもこの公園でみんなと遊んで行くのっ!」とのこと。ウソか本当か分らず、
「まぁ、いいか」と思い、子どもたちが遊んでいる間ベンチに座って携帯をいじっておりました。
すると何処からかスペイン人の奥様軍団(las mujeres)がやってきて、ベンチ隣に陣取り始めるじゃないですか。
そのうち、一人の奥様(una mujer)が「あら、あなたトムのパパじゃない?」と話しかけてきたんですね。
おいおい、マサシのパパ?やったらわかるけど、トムって、、、絶対ちがうやろ。。。
KMT:「ちがうよ、おれ日本人やで。」
奥様:「そう?トムに似てるけど・・?そうよね、みんな。」
奥様達:「似てるわ。」、「トムのパパも日本人よ。」とかあれこれ言いながら、8人ほどで僕を囲み始めました。
KMT:「でも違うんやって。それにおれスペイン語できひんのよ」
奥様達:「そう?」、「あなたも日本人なの?」、
ってカンジでガンガンまくしたててくるので、こっちも覚えたてのフレーズで迎撃いたしました。
医師であること、病院で研究していること、ここにきて1か月であること、毎日スペイン語を勉強してること、、、
奥様達:「でもあなた上手に話せてるわよ」、「本当に1か月?」、「ズゴイわ!」などと褒めちぎってくるので、
調子に乗った僕は満を持して、奥義(決めゼリフ)を放ってやりました。。
KMT:「でも、キミらの方がスペイン語うまいやん。」
Podéis hablar español mejor.
すると予想どおり、奥様達は大爆笑です♪
奥様達:「当然よー」、「そんなことまで言えるのー?」、「あなた面白いわねー」、「まぁ、お菓子でもどうぞ」
ってカンジで一気に仲良くなり、お菓子をたくさん頂くことができました。
しかし10分もすると、手持ちのフレーズも底をついてくるわけです。
「そろそろ、ヤバいなー」と思っていると、向こうの方から家内がやってくるではありませんか。
「おぉ、助かったー」と思い、すかさず合流させ、お決まりの「ヒトを紹介するときのフレーズ」を放ちました。
その後も何とか場をもたせつつ、引き上げて参りました。
ふぅ、また新たな技(フレーズ)を身に付けんといかんなー。。。
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