良くも悪くも、海外に住んでみると自分が日本人であることをイヤというほど思い知らされるのである。
こちらの研究室はヨーロッパではとても有名であったらしく、次々と新しい学生・ポスドクがやってくるんですね。
(そんな有名なトコとは知らず、気軽に来てしまってごめんなさい。)
現在はスペイン人、ポルトガル人、オランダ人、キューバ人、エクアドル人、日本人で構成されており、
そのため、多種多様な文化に触れることができます。
「明日は彼氏(遠距離)の誕生日なの。あたし、ケーキを持ってくるから一緒に食べましょう♪」とか、
「ここからここまで休みます(カレンダーで)。だって、彼氏が遊びに来るんですもの♪」とか、
日本ではまず経験することがない文化である。。。
小生は日本を代表する文化として、「ボケ」と「ツッコミ」を広めておきました。
最近は1日に数回は「ハハハ、ボケ、ボケ」とか「ナンデヤネン」という言語を耳にすることができます。
さて、こちらの施設、女性の割合がとても多いんですね。昼食時の食堂は7割方女性ではないでしょうか。
元々、病院は働く女性が多い場所でもあります。にしても、多い。。。
スペイン全体がそうなのか、病院だからなのか、、、
現在、私のチームリーダー、部門長、ボス、ディレクター、全て女性です。。
同僚にも「あなたのワイフは子どもが育ったら、働くのかい?」と聞かれました。
そういった分野では日本は確かに遅れているんだなーと思いました。国が躍起になってるのもわかる気がします。
こちらではお腹の大きい妊婦さんも結構がんばって働いております。
そこで、、、
ヨーロッパがそうなのか、ラテンがそうなのか、女性はお尻が大きい方が魅力的だという文化があるんですね。
極端に大きいヒトもおり、その場合はお腹も出てたりします。
先日、こんな事件がありました。施設内のある立食パーティーに参加したときのことです。
小生はスペイン語がまだ上手く話せないため、せっせと料理を食べることに没頭しておりました。
ふと見ると、隣の女の子が楽しそうにメールをしていたんですね。
あまりに楽しそうだったので、声をかけてみました。
KMT: 「楽しそうやな。彼氏とメールしてんやろー?」
女の子: 「そうよ。でも彼氏ではなくて夫よ。私、2月に出産するの。」
凍りつきそうな空気を必死に切り裂きつつ、、、
HNKM: 「おめでとう!男の子、女の子?」とか言いながら、何とか凌ぎきりました。
裏を返せば、なんで夫ではなく彼氏なの?私を妊婦と気付かなかったの?ということになります。
危なかった。。。これが逆のパターンだったら。。。
書いているだけでも震えがとまらない。
どんな治療(言い訳)をしても極めて予後不良となるため、各位注意されたい。
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