2016年10月1日土曜日

Napoli, Lampedusa, Arezzo ②

いよいよ、Lampedusa島である。

「地球の歩き方」はもちろん、ネット上にも本島に関する情報は極めて少ない。


以前にも書いたが、、、

「本もなしに病気の勉強をするのは、海図も持たずに航海するのと同じである」 William Osler

「海図がないけど、とりあえず航海に出よう。遭難したらその時に考えよう」 KMT


今回我々は前情報がほとんどない中、Lampedusa島に上陸し、くまなく探索した。

後に訪れる日本人が本島を心置きなく満喫できるよう祈念し、詳細に記載しておく。。


まず、行き方であるが、、空路が一般的である。

海路もあるようであるが、時間がもったいないこと、揺れが激しいことからおススメできない。

ローマ、ミラノ、ベネチアなどから6-9月限定でAlitalia航空、Vueling航空などが便を飛ばしている。

価格は時期にもよるが、50-100€ぐらいだ。

小生たちはローマからBlue Panorama航空というアヤしげな便を予約した。


そして、ホテル。。

言うまでもないが、「ホテルの質および立地」は旅の満足度を大きく左右するものである。

賑やかな中心街に泊まるか、、、浜辺に泊まるか、、、

せっかくLampedusa島に来ているのだから、圧倒的に海を満喫できる後者であろう。

Google Mapで一生懸命ビーチを探し、ホテルからの距離も鑑みた結果、ここに陣を敷くことにした。


このホテル、なぜかBooking.comやTrivagoから予約ができないのである。

ホテルのHPから予約しようとするのだが、イタリア語のみで全く読めないのだ。。。

ホテルに直接電話をかけ、英語とスペイン語で何とか予約することができた。

念のためメールも送り、「2 Family room, 4 night」を確認した。

これで準備完了、後は着いてからのお楽しみである。


9/6(火)ローマフィウミチーノ空港からランペドゥーザ入りを果たした。

Blue Panorama航空は子連れだとOnline check-inができないので、少し前に空港に着いて置いた方が良い。


Lampedusa島に到着

駐機場と到着ロビーがビビるほど近い


なかなかこじんまりとした空港である

ここで注意したいのが、Lampedusa島にはタクシーがいないのだ。

よって、前もってホテルに送迎をお願いしておく必要がある。


ホテル到着

このホテル、HPでは4つ星で豪華そうであったが、実際はかなり古めかしく、正直2つ星に近い印象を受けた。

後に島内をかなり回ってみたが、どこのホテルも似たり寄ったりであった。

本島ではラグジュアリーホテルを期待してはいけない。


さて、部屋に案内されてみると、、なんと海が見えないのである。。

古いのは許そう。。。WiFiも受付ロビーでしか繋がらんのも許そう。。。

しかし、ビーチまで10mのホテルのくせに海の見えん部屋をあてがうとは、、、許さん!

早速、受付にカチ込んでみると、、受付も「やっぱり、イヤやった?」みたいな顔をしてやがりました。

こいつ、確信犯やな。。。

ホテル側も罪悪感があったのか、すんなりとバルコニー付きビーチビューの部屋に替えてくれました。


そうそう、これこれ。

そして、晩飯。ホテルから50mほど歩いたところにある「Mir Mar」

滞在中に2回も行ってしまうぐらい美味くて安いレストランであった。ぜひ、おススメしたい。


続いて、島内の移動であるが、先に述べたように本島にはタクシーがいないため、レンタカーが必要となる。

至る所にレンタカー屋、レンタルバイク屋があるので活用してもらいたい。ちなみに料金は以下の通りである。

かなり安い。。

バイク1日20€、クルマが1日30€である。2人であればバイクで十分である。


MEHARI

中でもこの「MEHARI」は何ともいえない趣きがあるせいか、人気が高い。

5店ほど回ったが、どの店も全て出払っており、小生たちは借りることができなかっため、JEEPにした。

クルマは2日も借りれば十分である。小生たちはバイク1日、JEEP1日で全て周ることができた。

ちなみにレンタカー屋にいる時に突然大雨が降りだしたのである。


道路が冠水しそうだ

なんと、Lampedusa島では2年ぶりに雨が降ったらしい。

ほんまかいなー?水道はどうしてんねん??など、疑問が尽きない。

しかし、おじさんたちのこの喜びようをみると、信じるほかないのである。


雨がそんなにうれしいか?

さて、この辺で本島の重要スポットを大まかに確認しておこう。



A: めっちゃキレイなビーチ

B: 船が飛んでしまう海

C: ホテル

D: 港

E: 中心街

F: 空港

以上だ。

ホテルから中心街までは歩けないこともないが、チビたちがいると少しキビしい。

中心街にもホテルはいっぱいあるが、逆にビーチから遠くなってしまうのだ。

A、Bに行くにはクルマもしくはバイクが必要となる。


さて、本題に入ろう。

「船が飛んでしまう海」である。まず情報を集めなければならない。

複数人に確認したところ、どうやらBまで行かなければならないらしい。

Dで船を借りていくのか、、、?

Bにも小さな港があって船を出してくれるのか、、?その場合はレンタカーを借りる日を調整しなければならない。

まず、バイクを借りてBまで行ってみた。 「戦において、地形の調査は極めて重要である」 大元帥・韓信

まず、周辺に港らしきものは見えない。よってDで船を借りるしかないのである。


このような道を15分ほど下ってみた。




いとをかし。。
夕方でヒトは少ないが、左がB:船が飛んでしまう海、右がA:めっちゃキレイなビーチである。

大体、地理はわかった。。次はチャーター船の市場調査である。

ホテルからツアーが出ていたが、10-17時の昼食BBQ込みで大人1人80€、子どもは半額とのこと。

0歳はフリーとしても、、、大人4人子ども4人では480€。。。安いのか高いのかがわからない。

またチビが多いため、7時間は長すぎる。。。船酔いされても大変なのである。


続いてDに赴き、色々と聞いてみた。。

Dには15人乗りぐらいの小型クルーザーが所狭しと並んでおり、看板を立てて、同様のツアーを企画していた。

いくつか聞いてみたところ、どうやら7時間、BBQ込み、大人1人60-70€が相場らしい。

中でも、「Baby II」という船の小娘は抜群にかわいく、ここに決めてしまいそうになった。


昼飯のBBQはなくていいから、3-4時間でもっと安くできないものであろうか。。

ホテル前のビーチにある海の家でも聞いてみた。

すると知り合いに電話してくれ、大人4人、子ども5人で4時間200€でオッケーとのこと。

しかも貸し切りのため、乳児の状態、船酔いがキツくなれば我が家の都合で港に戻れるのだ。

明後日の朝10時集合、の約束を取り付けた。

Lampedusa島民は日本人ばりに英語を話すヒトが少ないため、一連のやりとりにはかなり苦労した。


さて、翌日。。。レンタカーを借りて、Aに行ってみた。

下まで降りるのには一苦労である

極めて透明度の高いビーチであり、子どもたちも大はしゃぎであった。

そして、夜はE:中心街へ。


多くのバルで賑わっていた。

中心街にはスーパーもあり、水やパン、お菓子を買っておくと良い。

観光としては一晩行けば十分であった。


続く。



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2016年9月15日木曜日

Napoli, Lampedusa, Arezzo ①

先日、職場の仲間と出かけている時に不思議なベンチをみかけたので紹介しよう。


見よ、このベンチ

街路樹の段差を利用してベンチの背もたれ部分だけが設置されているのである。

省エネとでも言いたいのだろうが、そもそも、、、これ要るか?

何ともスペイン人の仕事ぶりを余すことなく表現したベンチであった。




さて、今回の目的地はイタリア、ランペドゥーザである。

ランペドゥーザをご存じであろうか?一言でいうと、こんなカンジである。




そう、水が透明過ぎて飛んでいるように見える海である。

しかし、地中海ど真ん中のこの島に生後3か月の乳児を含むチビ3人を連れていくにはなかなか骨がおれる。

今回、妹夫婦を唆し、日本から呼び寄せ、チビの面倒をみさせながらランペドゥーザ島を制覇したので報告する。


出発は9/4(土)早朝。まず例のライアンエアーでローマ入りを果たした。

世界最恐のLCC、ライアンエアーも慣れれば安くて便利なものである。

AM8:00にフィウミチーノ空港に到着し、ローマテルミニ駅まで移動したいのだが、、、

大人3人、子ども5人の大所帯である。到着ロビーには勧誘のおっさんたちがひしめきあっていた。

大型タクシー85€、乗り合いワゴン90€。。。どちらも却下である。

少し面倒であるが、電車を選択したところ、子どもは無料?であった。

券売機には子ども用の乗車券を販売していたが、、、改札、車内検札、いずれも何も言われなかった。

結局、大人1人14€、3人分42€でローマテルミニ駅に到着できた。

駅内でiPhone用simカードを購入し、Airbnbで予約したアパートで一息ついた後、バチカン市国へ。


やたらヒトが多い

後で知ったのだが、翌日にマザー・テレサが「聖人」になる儀式があったらしい。

無宗教である小生たちはあまり興味もそそられず、バチカンをあとにした。





翌日、ナポリへ。まずはローカル線に乗って、ポンペイ遺跡。


第1日曜日は無料

それにしても暑い

あの山が噴火したんですね

ポンペイ遺跡から中心街へ行きたいのだが、タクシーがいないんですね。。

偶然通りかかった私用中の大型タクシーに9人乗せてもらい、中心街へ。。おっさん、ありがとう♪

レストランは地球の歩き方に載ってた「Zi Caterina」。


タコ、美味すぎ。

そして、ポンペイをあとにした。


夜のナポリ駅周辺

極めて雰囲気が良くない。夜中、無性にコーラが飲みたくなり、Barに行くと、酔っ払いにからまれてしまった。

一発殴ってダッシュで逃げようか、、、と思ったところ、店主が止めにきたので助かった。


気を取り直して、翌日はカプリ島へ。


時間節約のため、高速船で。

30分に1本ぐらいの割合で、カプリ行きの船が出ている。

港には30分ぐらい前に着けば、特に予約は必要ないように思われる。大人19.1€、小人14.4€であった。

KMT: 「子どもは何歳から券が要るの?」

券売り場のおじさん: 「子どもは何人?」

KMT: 「何歳からが子どもなん?」

券売り場のおじさん: 「だから子どもは何人だ?」

こんなやりとりが2分ほど続いた。何度聞いても、意味不明なのである。。

このまま正直に5人と答えると、5人分買わされてしまうため、

さすがに3ヶ月のチビは要らんやろう、、ついでに4歳も要らんやろう。。。と勝手に解釈し、

3人と答えておいた。しかし、実際の乗り場では何のチェックもなく、子どもは素通りであった。。


カプリ島到着後、青の洞窟へ。。どうやら、海路と陸路があるらしい。

観光案内所で聞くと、海路は直通、陸路はケーブルカー、バスを乗り継いで行くのでめんどくさそうだ。

どうしようか悩んでいたところ、、、

左の青いところが切符売り場

案内所のおじさん: 「海路がこんなに空いているのは珍しい。もうちょっとしたら、めっちゃ混み始めるで。」


よし、船で行こう。

大人15€であった。子どもは全員無料とのこと。


どうやらこの船らしい

となりの船はヒトが乗りまくっていたが、、

もはや救命ボートである

ウチはこんなカンジでラッキーであった。

ガラ空きである

いざ、出航! ものの15分ほどで「青の洞窟」に到着した。

陸路できたヒト用の階段がみえる


ここで小舟に乗り換えるのであるが、、


いかにも悪そうなおっさん

このおっさん、こっちを日本人と確認するなり、チップを要求してきたのである。

おっさん: 「通常は洞窟の中で1周だが、おれは3周するし、歌も歌ってやる。だからチップ30€だ」

おい、おっさん。後ろから海に蹴り落とすぞ、コラ?

そもそも、なんでコイツがいきなりチップを要求してくるのか?

これまでに多くの日本人がこいつの言いなりにチップを払ってきたのであろう。

それがこいつをここまで調子に乗らせてしまっているのである。

小生たちがアジア人顔をしている以上、こいつは「貰って当然」と思っているに違いない。

しかしながら、、、ここでチップを断り、1周で帰られても困るのである。


とりあえず、無視しておこう。

ちなみに、小舟代と洞窟入場料は以下のとおりである。


1人13€。。。
いざ、洞窟へ!


順番待ちがあるらしい


おぉ、キレイ!

突如、おっさんが何か叫び始めた。どうやら歌っているらしい。

おっさん、悪いけどうるさいから黙ってくれるか?静かに青の洞窟を堪能したいのだが、、、

ものの10分ほどで外に出てきた。他の舟よりは少し長めだったかな。。?

そして、船に乗り移る時にチップを30€要求してきやがったのである。

確かに歌以外のサービスはよかった。写真も撮ってくれたし、、。

通常は何周なのか?チップは必要なのか?チップの相場は?を調べてこなかったことが敗因であった。

また青の洞窟に酔いしれてしまい、完全に戦意を喪失してしまっていたことも災いした。

「もしかして、このおっさんたちは給料ないんかな?収入はチップだけなんかな?」などと、

甘い考えがアタマをよぎってしまい、事もあろうか20€もあげてしまった。。。

今から思えば、たかが10分の仕事にチップ20€、、、、狂気の沙汰である。

小生もこれまでの日本人と同じようにヤツを調子に乗らせてしまった。。非常に申し訳ない。

本ブログの読者が「青の洞窟」に赴き、ヤツに遭遇したら、ぜひ仇討ちを果たしてもらうことを願ってやまない。。


続く。

2016年9月13日火曜日

Andorra, San Sebastian, Pamplona ②

そして、翌日。

東へはるばる300km、パンプローナにやってきました。

やっと今回の旅行のメインイベント、サン・フェルミン祭へ。。

スペイン語で書くと、Fiesta de San Fermín。そう、あの「牛追い祭り」です。

どうみても、牛に追いかけられている祭りですね。

さすがにチビ3人を連れて参加するのは危険であるため、見学のみとしました。
(職場の上司からもキツく禁止されていたのもあり)

前情報によると、朝8時にスタートし、このエスタフェタ通りを激走するらしい。



このエスタフェタ通り、、、最前列の特等席は何時間も前から確保しないと厳しいとのこと。

並んで待つ、、、大阪人が最も忌み嫌う行為である。

悩んだ挙句、カネにモノを言わせることにしてみた。。

エスタフェタ通りの両脇にはアパートが並んでいるのです。

そこの住人がバルコニーを開放しているんですね。

運良く、出口付近の青丸に3Fバルコニーを確保することができました。

料金は大人1人70€、子どもは2人で70€。なかなかの殿様商売である。

例のごとく、減額を試みたが、大家側に圧倒的優位な条件であるため、定価での決済となってしまった。

大家曰く、朝6時には現地入りしないと閉鎖されて入れなくなってしまうらしい。

翌朝、子ども達を叩き起こし、現地へ。。。


どのバルコニーもヒトでいっぱいであった

そうそう、テレビでよく観るこの眺めである。


柵上の特等席はすでにいっぱいである

待つこと2時間。。やっと牛が来た。。


ちっさ!!
3階バルコニーと言えど、欧州では0階が存在するため、実質4階なのである。

しかも、6秒ほどで走り去られてしまった。。。

後に残るのは6秒に280€も支払ってしまった虚無感のみである。。。



またパンプローナの街にはまだ闘牛場もあって、生の闘牛が見れるとのこと。

闘牛場のチケットを買わなければならないのだが、どこで買おうか。。。??

心配しなくて大丈夫!闘牛場の周りにはダフ屋のおっさんで溢れているのだ。

当然、おっさんたちと一戦交えなければならない。

18時開場であるため、18時に近くなればなるほど、叩き売り状態になるため、今度はこちらに分があるのだ。

280€の虚無感から、こちらもチカラが入り、叩きまくって購入してみた。

大人3人、子ども2人分を115€で決済し、意気揚々と入場したのであった。


ここでチケットを提示すると、、、

係員が小生たちをみて、、つぶやいたのである。

係員: 「Oh, Madre mía !!」、、、(なんてこった!!)

KMT: 「ん?どうした?このチケットは偽物か?」

係員: 「なんで子どものチケットも買ってんの?子どもは無料やで。」

KMT: 「。。。」

係員: 「しかもこの席はモロ日向で暑すぎて子どもにはムリやで。」

KMT: (╬◣ω◢)

あのおっさんめ!このオレ相手にキッチリ仕事しやがるとはえー度胸、、、(╬ಠ益ಠ)ゴルァ!!


何とか怒りを鎮め、いざ闘牛観戦へ。。初めて観た生の闘牛。


寄ってたかって、一匹の牛をおちょくり、チクチクと針を刺して怒らせるのである。

そして、鋭い剣を突き刺すのであるが、これがまた上手く刺さらず、嬲り殺すのである。


下手くそなマタドールめ!

もはや、人間の所業ではないように思われる。

子どもたちに観せるべきではなかった。。。と後悔しつつ、早々に闘牛場をあとにした。

闘牛。。動物愛護団体に干されるのも納得の興行であった。


今回の総括として、、

アンドラ公国は真夏もしくは真冬に訪れた方が満喫できると思われる。

サンセバスチャンは噂に違わぬ食の街であった。

アルタミラ洞窟は全く行く必要のない観光地である。

最後にパンプローナ、、、

ダフ屋おっさんが来世は牛に生まれ変わるよう願うばかりである。









2016年8月27日土曜日

Andorra, San Sebastian, Pamplona ①

う~ん、、実に1ヵ月以上もブログを放置してしまっていた。。。

バルセロナに来て早1年、飽きっぽい性格は全く変わっていない。。。

そもそも、このブログはどのくらいのヒトが読んでくれているのだろうか??

本ブログは「私の、私による、私のための旅行記」である。

そのため、ほぼ日記と化してしまっている感も否めない。

小生はバルセロナ滞在中に1ヵ月に1回、海外旅行にいくことを心がけている。

気を取り直して、書き記していこう。


義母がチビ出産前後の手伝いで来西してくれて3か月が過ぎようとしている。

メシ、チビどもの風呂、学校の送迎、などなど枚挙に暇がない。

そんな義母もいよいよ帰国する日が近くなってきた。

当然、どこかに旅行しなくてはいけないのである。

というわけで今回、アンドラ公国、北スペインに遠征したので報告しよう。


日増しに暑くなってきた7月上旬、小生は早めの夏休みを頂くことにした。期間は1週間。

通常、スペインにおける社会人の夏休みは4週間らしい、、、そら、この国の経済状況は好転せんわ。。


7/5夕刻、予約していたレンタカーを取りに行ったところ、カウンターには長ーい行列が。。。

ここスペインでは、行列ができているから対応を急ぐ、応援の店員を呼ぶ、といった概念は全くないのである。

1時間ほど経過し、やっと順番が回ってきたのだが、まだそのクルマが戻ってきてないとのこと。

KMT: 「おいおい、他にクルマないの?」

店員: 「ごめん、ないのよ。。5人乗りやったらあるんやけど。。」

KMT: 「すでに1時間遅れてんやで。他の店にもないんか?」

店員: 「空港店に1台あるみたいです。これから取りに行くと、、、1時間かかります。」

KMT: 「。。。」

ガソリン満タン返し免除の刑に処し、2時間押しでやっとクルマを手に入れることができたのであった。

午前1時、バルセロナから約200km離れたアンドラ公国に到着した。




ホテルのバルコニーからみたピレネー山脈


スペインとフランスの国境に位置するアンドラ公国。公用語はカタルーニャ語であり、ほぼほぼスペインである。

夏は避暑地、冬はスキー場として観光客を集めているマイナスイオンいっぱいの国である。

酒やタバコ、ブランド品が免税となり、安く購入できるとのことであるが、特に安くなかった。

1回行けば十分な国であろう。


その後、ピレネー山脈を下り、フランスへ。

途中でみかけた太陽に背をむけているひまわりたち



北上すること470km、美食の街サンセバスチャンに到着した。


バルが立ち並ぶ旧市街

2晩で8件ほどバル巡りをしたのだが、ここが1番美味かった。


2日連続で来てしまった。。


あまりの美味さにピンチョスの写真を取り忘れてしまったのが残念でならない。


展望台から望むコンチャ湾。


残念ながらくもりであった。

国境の街、オンダビリア。


川の向こうはフランスである

サンセバスチャンから西へ100km、ガステルガチェ(Gaztelugatxe)に到着。


いとをかし。。
先まで降りたかったのだが、車道がなかったこと、チビを抱っこするのは小生の役目であったことから、却下した。


その後、さらに150km西へ、、、アルタミラ遺跡に到着。


アルタミラ博物館

アルタミラ遺跡、、、そうあの「NEW HORIZON」のアルタミラ洞窟である。

80-90年代に中学生をしたヒトは知っているだろう。

英語の題材であったにも関わらず、ここスペインに在ったのはびっくりである。

バルセロナからはるばる1000kmやってきたのだが、、、なんとレプリカしかみれなかった。

しかも、写真も禁止とのこと。相変わらず意味不明な国である。

早々にアルタミラをあとにし、Airbnbで予約した宿へ。


軒先でバーベキューができる


広々とした庭
なかなかの家であった。

続く。。。





2016年7月20日水曜日

Italia Milan

最近はチビの手続きに翻弄され、良好な精神状態を保てず、ブログの更新もおろそかになってしまっていた。

この西方見聞録のテーマは旅行記である。

再度キモに銘じ、気を取り直して続けていこう。


インドに住んでいる親友が早めの夏休みでイタリア旅行にくるらしい。。

北イタリアをクルマで周遊するとのことであった。

当然、合流しなければならない。

しかし、生まれたてのチビはまだ旅行はキツいであろう。

仕方なくチビと家内をバルセロナに残し、産後手伝いで来西してくれた義母、長女、長男を連れて、

ミラノに遠征したので報告する。


まず日程である。仕事の都合もあり、6/25-26の土日しか使えない。

くそっ、もう一日あれば十分ミラノを満喫できるのに、、、、仕方なく6/25(土)早朝のフライトを予約した。

当然、航空会社は例の予約変更・キャンセルの類を一切受け付けないライアンエアーである。

帰りは6/27(月)の早朝マルペンサ空港発のイージージェットにしてみた。ていうか安かったのでそうした。

予約して3日後、同僚から6/24(金)がスペインの休日であることを告げられたが後の祭りである。

もうこの程度のことでは動じなくなってしまった。


さて、往路。どうやらライアンエアーの便はベルガモ空港に着陸するとのこと。

Google Mapで調べてみると、そこはもはやミラノではなくベルガモという隣町なのである。

ミラノでの移動を考えて、レンタカーを手配しようとすると、、、

ベルガモ空港で借りて、マルペンサ空港で返すとなんと乗り捨て料金が190€もするのである。

仕方なく、ベルガモ空港からシャトルバスで移動し、ミラノ中央駅で借りることにした。


ここである問題が、、、小生はよくRentalcar.comでレンタカーを手配している。

いつも事故などをカバーした「フルプロテクション」なる保険を付け、予約書にそう記載されているのだが、

営業所に行くと、必ず係員が別の保険を勧めてくるのである。

KMT: 「予約書にはフルプロテクション込みになっとるけど、」

係員: 「でもこのクルマは未保険です。」

KMT: 「でもここにフルプロテクション込みって書かれとる」

と言っても、日本語が読めないのである。

KMT: 「とりあえず、その保険は要らん」

係員: 「じゃあ、事故ったら費用は全部クレジットカードからさっぴきます!」

と撃ちこんできやがったので、

KMT: 「いーよ。そんなことしても、こっちでカード止めて支払わんから」

と迎撃し、店をあとにした。

そういえば、セビージャやアイスランドで借りた時も店員が同様のことを言ってたな。。。

旅行者相手に保険を二重に入らせてボろうとしているのか、、本当に保険に入っていないのか、、

フルプロテクションはRentacar.com独自の保険なのか、、

Rentacar.comに聞いてみたいのだが、日本語窓口がないのである。

誰か本当のことがわかったら、教えてほしい。


やっとクルマをゲットし、待ち合わせ場所であるガルダ湖へ向けて出発である。

当方、子ども2名。親友家族も3名の娘がいるので、子ども達が遊べるようにと目的地を湖にしたのであった。


ガルダ湖畔



船に乗ってシルミオーネへ


シルミオーネの旧市街

旧市街は死ぬほど暑かった。。

あまりの暑さでバテたのか、、ビールを飲み過ぎて酔ったのか、、道中は歩くのもキツく、、

人生で初めてアイスクリームを残してしまった。。もったいない。。


ちょうど良いカンジの日陰湖畔に移動。





翌日は名もなき牧場へ。








イタリアのメシは本当にうまい。日本と同じで炭水化物が主食だからかな?

ピザ、パスタ、あまりのうまさに写真を1枚も取っていなかったことにびっくりしてしまった。


昼過ぎに親友家族と別れ、一路ミラノ市内へ。

せっかくミラノに来たからには、ダ・ヴィンチ作、「最後の晩餐」をみなければならない。

地球の歩き方によると、完全予約制でガイド付きの入場になるとのこと。当然、予約が必要である。

何度電話してもつながらず、やっとつながってもイタリア語のアナウンスで終わってしまう。。。

ネット予約も間に合わんし。。

しかし、とりあえず行ってみようか。

閉館30分前に到着! 券売り場に突撃すると、入場券が1枚だけ残っているのとのこと。

価格は10€。現金一括払いで購入してやった。 とりあえず、義母に入ってもらうとして、、、

KMT: 「もう券はないんか?子ども2人どうにかならんか?」

売り子: 「子どもも入場券が必要です。」

ちっ、こいつはハナシにならんな・・・。

ブツブツ言いながら戻ると、すでにグループは入場し終わって、トビラを閉めかけているじゃないですか!

KMT 「うおぉい、ちょっと待ってくれ!」

義母を押し込むついでに、どさくさに紛れて、子ども2人もトビラの向こうへシレっとねじ込んでやった。

結果、子ども2人は無料で「最後の晩餐」を鑑賞できたのであった。


さすが、傑作である

その後、どうしても行きたかったトコロへ、、、


アルマーニのアウトレット

クルマでないと辿り着けない場所に位置しているが、品揃えは極めて豊富であった。

それにも増してビビるのが「価格」である。

以前に日本で買いそびれていた、欲しかったジャケットがあったので購入してみた。

「うーん、日本のアウトレットより少し安い程度やな。。」と思っていたら、なんとレジで

そこから半額になったのである。 思わず店員に抱きつきそうになってしまった。。

さらに空港で申請すると、税金部分が還付されることも記しておこう。


また日本のアウトレットではまず遭遇しない、小生の29cmの足にフィットする「現品限りの靴」たち。

気が付くと、2足購入していた。。 もう踏んだり蹴っ、、 至れり尽くせりである。

本帰国前に必ずもう一度来よう、と決意しミラノをあとにしたのであった。