東へはるばる300km、パンプローナにやってきました。
やっと今回の旅行のメインイベント、サン・フェルミン祭へ。。
スペイン語で書くと、Fiesta de San Fermín。そう、あの「牛追い祭り」です。
どうみても、
さすがにチビ3人を連れて参加するのは危険であるため、見学のみとしました。
(職場の上司からもキツく禁止されていたのもあり)
前情報によると、朝8時にスタートし、このエスタフェタ通りを激走するらしい。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjzxakJbfIbsR-EI9I4kzLBLjgSmjSOURHE62fF0g8qBT8njwNzUp7eb27ACqimfBXj6fB8CoKkVq2henlbIFrx3sCVddJ3oalqCu1vSOwn4USViRhhVHyYopt202I_iE320evcfvTpPRc/s640/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-09-13+02.33.30.png)
このエスタフェタ通り、、、最前列の特等席は何時間も前から確保しないと厳しいとのこと。
並んで待つ、、、大阪人が最も忌み嫌う行為である。
悩んだ挙句、カネにモノを言わせることにしてみた。。
エスタフェタ通りの両脇にはアパートが並んでいるのです。
そこの住人がバルコニーを開放しているんですね。
運良く、出口付近の青丸に3Fバルコニーを確保することができました。
料金は大人1人70€、子どもは2人で70€。なかなかの殿様商売である。
例のごとく、減額を試みたが、大家側に圧倒的優位な条件であるため、定価での決済となってしまった。
大家曰く、朝6時には現地入りしないと閉鎖されて入れなくなってしまうらしい。
翌朝、子ども達を叩き起こし、現地へ。。。
どのバルコニーもヒトでいっぱいであった |
そうそう、テレビでよく観るこの眺めである。
柵上の特等席はすでにいっぱいである |
待つこと2時間。。やっと牛が来た。。
ちっさ!! |
しかも、6秒ほどで走り去られてしまった。。。
後に残るのは6秒に280€も支払ってしまった虚無感のみである。。。
またパンプローナの街にはまだ闘牛場もあって、生の闘牛が見れるとのこと。
闘牛場のチケットを買わなければならないのだが、どこで買おうか。。。??
心配しなくて大丈夫!闘牛場の周りにはダフ屋のおっさんで溢れているのだ。
当然、おっさんたちと一戦交えなければならない。
18時開場であるため、18時に近くなればなるほど、叩き売り状態になるため、今度はこちらに分があるのだ。
280€の虚無感から、こちらもチカラが入り、叩きまくって購入してみた。
大人3人、子ども2人分を115€で決済し、意気揚々と入場したのであった。
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ここでチケットを提示すると、、、 |
係員が小生たちをみて、、つぶやいたのである。
係員: 「Oh, Madre mía !!」、、、(なんてこった!!)
KMT: 「ん?どうした?このチケットは偽物か?」
係員: 「なんで子どものチケットも買ってんの?子どもは無料やで。」
KMT: 「。。。」
係員: 「しかもこの席はモロ日向で暑すぎて子どもにはムリやで。」
KMT: (╬◣ω◢)
あのおっさんめ!このオレ相手にキッチリ仕事しやがるとはえー度胸、、、(╬ಠ益ಠ)ゴルァ!!
何とか怒りを鎮め、いざ闘牛観戦へ。。初めて観た生の闘牛。
寄ってたかって、一匹の牛をおちょくり、チクチクと針を刺して怒らせるのである。
そして、鋭い剣を突き刺すのであるが、これがまた上手く刺さらず、嬲り殺すのである。
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下手くそなマタドールめ! |
もはや、人間の所業ではないように思われる。
子どもたちに観せるべきではなかった。。。と後悔しつつ、早々に闘牛場をあとにした。
闘牛。。動物愛護団体に干されるのも納得の興行であった。
今回の総括として、、
アンドラ公国は真夏もしくは真冬に訪れた方が満喫できると思われる。
サンセバスチャンは噂に違わぬ食の街であった。
アルタミラ洞窟は全く行く必要のない観光地である。
最後にパンプローナ、、、
ダフ屋おっさんが来世は牛に生まれ変わるよう願うばかりである。
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