2016年1月22日金曜日

Una mala semana

先日、とある日本食レストランにいってみました。

例のごとく、日本人ではないアジア人が経営しておりました。。(Un restaurante de japones

この店、「回転すし」のような形態の店なんですが、回ってるのがもはや寿司じゃないんですね。


???、、これは?

なんと、バナナが巻かれておりました。。。この他にもイチゴが巻かれたヤツもおりました。

写真を撮ってやろうと待ち構えていたところ、、、2周目にはなんと無くなってるじゃないですか!

誰かが取ったんかな?、、いや、誰にも相手にされず周りすぎて捨てられたんかな?、、など疑問が尽きない。。

それにしても「バナナ・イチゴ巻」って、、もはや「まるごとバナナ・イチゴ」シリーズである。


さて、今日のテーマは「厄週」。

人生において、「何をやってもうまくいかない日:厄日」というのは誰しも経験したことがあるんじゃないでしょうか。

今回はそれが「週」できやがりました。

こんなにツイてない週は未だ経験したことがなかった。。。


実は今月、「引越し」をするんですね。子ども達の学校により近い部屋をみつけました。。

家賃が安い部屋だったので、「現状渡し」。。結構、ガタがきておりました。

あと1年ちょっとしか住まへんのにリフォームにカネをかけんのも嫌やし、、、。

となると、、、自分でやるしかないのです。幸い、小生の実家は「内装屋」でございました。

昔から親父に現場に連れて行かれてたせいか、自分で一通りの工事はできてしまうのです。

親父、ありがとう。。。30年前からこれを見越して、現場によく連れて行ってたのであろう。


さて、

まず壁のペンキ塗り。あと少しのところでペンキが無くなり、もう一缶買う羽目に、、、。

電気工事。。。電気代の安いLED電球に変えようと天井に穴まであけて配線工事を施行しました。

すると、、、電気がつかない。。。この穴のあいた天井と高いLED電球どうしてくれんねん。。。


次に、家具を揃える必要があります。1年ちょっとしか住まへんのに。。

となると、、、当然「IKEA」に頼ることになります。また1500€までは配送費が安いとのこと。。。

1500€に抑えるために、レジ横にある「アウトレット品」をたくさん購入してやりました。

そして配送カウンターに行くと、、、

店員: 「アウトレット品はすでに組み立てられてるために配送費が別になります。」

KMT: 「もう買うてしもたやんけ!それをアウトレット売り場に書いとかんかい!!」


アウトレットついでにもう一つ、、、電化製品。

同僚のハビ(Universitat de Barcelona)がいい店を教えてくれました。大学から高速で5分程度とのこと。。

早速バイクで行ってみると、スペインの高速道路は降り口がややこしいんですね。結局、降りれず、、、。

降りたと思ったら、実はジャンクションでさらに違う高速にのせられ、途方もない場所まで行ってしまいました。

45分かかり、20時03分やっと店に到着!! 店は20時に閉店しておりました。。



続いて、現宅のトイレの水漏れ。これは大家に報告しました。

KMT: 「20秒に1滴ぐらいでひどくはなさそうです。でも、これ以上漏れないように元栓止めました」

      「来週には引っ越すし、トイレはもう一つあるので、修理は来週以降で。」

大家: 「明日、水道屋が行くから、家におってね。」

KMT: 「明日は仕事があるし、家内もいません。」

その後、音信不通になりました。。。??翌朝、

大家: 「昼12時に水道屋がいきます。よろしく。」

KMT: 「おい、しばくぞ。」


そして、最も重要な「研究」。

この1週間やってたことが無に帰しました。。。まぁ、実験なんで上手くいかないのが普通なんですが、

「基礎医学」と「臨床医学」。。。ここまで考え方が違うとは、、、、、未だに理解できん。。


最後にこれまで順調だった「FX」。

年明けからの市場の荒れ具合はどうなってるんでしょうか?

特に今週のニュースは「暴落」、「続落」、「減速」、「底がみえない」、、、など忌まわしい言葉しかでません。

小生の口座からは夥しい人数の諭吉が旅立ちました。。。

諭吉、君ほど「ヒトの上にヒトをつくり、ヒトの下にヒトをつくってるヒト」を僕は知らない。。。


やっと明日で今週が終わる。。。

しかし、明日何が起こってしまうのか、、?果たして、無事でいれるのか、、? 今も心配が尽きない。

頼む、早く終わってくれー。















2016年1月6日水曜日

Noruega Islandia②

先述のとおり、北欧は信じられないぐらい物価が高いのです。

ペットボトルの水が普通に500円ぐらいしたりします。

ここで朗報。

ノルウェー、アイスランドはともに水道水が飲める数少ない国なんですね。

「ほんまかいなー?」と思って飲んでみると、、、、、「おいすぃー♪」

本気でうまいです。また良く冷えていてサイコーでした。

調べてみると、水道水がもはや「ミネラルウォーター」なんだそうです。

ノルウェーとアイスランド、飲み比べてみるとアイスランドの方がおいしかったです。

利き水できるぐらい違いました。

アイスランドでペットボトルの水を買うヤツっておるんでしょうかね。。。


さて、今日はノルウェー・アイスランド②。前回の続きを報告したい。

ブルーラグーンを後に、レイキャビク市内へ移動しました。

アイスランドを満喫するためには、必ずレンタカーがあった方が良いです。

ブルーラグーンに行ったり、オーロラを見に行ったり、ゴールデンサークルに行ったり、と極めて有用です。

冬のアイスランドは「雪道運転に慣れてないと、、、」という声を良く耳にしますが、、、そんなことはなく、

小生たちも滞在中に2回ほど遭難しかけた程度です。。。??。。注意しましょう。。。


まず、ゴールデンサークルの1つ目

ゲイシール間欠泉です。

レイキャビクから行くためには山越えをしなくてはなりません。

みなさんランクルやハマーなど頼もしい四輪駆動車でしたが、小生のレンタカーはコルサ。。

この山越えで1度遭難しかけました。前を走るバスがいなかったら、ヤバかった。。

風が強すぎて真上に上がらなかった

やっと着いたゲイシール。

駐車場から500mほど歩くのですが、雪風がひどい、寒い、痛い。。

みなさんスキーウェアで来てました。。。冬のアイスランドはスキーウェアが必要である。


続いてグトルフォスの滝。

ここも駐車場から結構歩きます。同様にスキーウェアが必要。

歩かなくてもいける駐車場があった。。。

ここの駐車場は色んな店がはいっており、フードコートであるスープが売られております。

極寒で飲むアツアツの肉スープ、、、この世でこれ以上に相性のいい組み合わせがあるのだろうか。。。


アツアツのラム肉のスープ
これが2000円ぐらいするんですよ。

あまりの高さに躊躇しましたが、子どもたちのためにと1杯だけ購入しました。

子どもたちが食べているのを横でみていると、隣の客も同じものを食べているんですね。

するとその客がおかわりをしているじゃないですか!

ソッコーでカウンターに行き、店員の小娘に拙い英語で問いただしてみました。

KMT 「Can I take one more?」

小娘 「Sure!」

KMT 「How many times can I?」

小娘 「Up to you!」

KMT 「Vale. Gracias!」

おかわり自由。。大阪人の好きな言葉Top3に入る言葉じゃないでしょうか。。。

そのまま席に戻り、子ども達の器を取り上げ、4回おかわりしてやりました。。。

1杯400円なら相場どおりであろう。。



そして、オーロラハンティング。

毎晩、出かけましたが曇っていてみれず。そして最終日、大晦日の夜、、、

レイキャビクよりオーロラが出やすいクヴェラゲルジ (Hveragerði)という街まで行ってみました。

途中の山越えで2回目の遭難をしかけました。

猛吹雪でみるみるうちに雪が積もってきます。雪でタイヤがとられ、動けなくなる寸前で、やっと街に到着。。。

しばらく待っていると、、、最初は、おや?? あの辺が少し緑っぽいかな、、、?ぐらいでした。

その10分後ぐらいでしょうか、雲の切れ間からもんのすごいオーロラが出てまいりました。

写真を撮ろうとしましたが、うまく撮れず。寝ていた子ども達をたたき起こし、目に焼き付かせました。

あぁ、写真に収めたかった。。。


そして、元日。ほとんどのお店が休んでます。

そんななか、1軒のホットドック屋が営業しておりました。

超有名店でいつもは大行列ができている店らしく、かのクリントン元大統領も並んで購入したとのこと。

でも今日はガラガラでした。。

今日はお兄さんもヒマそうです

1本400円とアイスランドにしては良心的であり、2本ほど頂きました。


そしてアイスランドを後にし、再びノルウェーへ。例のごとく、オスロ空港からNSBでオスロ市街へ入りました。

翌日、オスロ観光へ。

まず、「コンチキ号博物館」

このいかだで太平洋を渡ったらしい。


そして、「バイキング線博物館」

1000年以上前の船らしい。

なかなかの造船技術である。

そうこうしていると子ども達が疲れてグダグダになり、

メインイベントであるヌンクの「叫び」を見に行く時間がなくなってしまった。

泣く泣く空港へ向かい、チェックインをしていると、なんと電光掲示板に出発90分遅れの表示が。。

おいおい、ヌンク見る時間あったやんけ。

さすがLCC、Vueling航空。。。最後にやられました。




総括として、、、

北欧は極めて物価が高い。

よって滞在中のビールなどは飛行機降りてすぐの免税店で購入すると良いであろう。

飲料水は水道水で十分であり、ペットボトルを購入する必要はない。(容器として最初の1回だけ購入)

またアイスランドはレンタカーが必須であり、その際はジープ型車両を指定すべきである。

「グトルフォスの滝」のラムスープはおかわり自由であるため、1杯で十分である。

ノルウェーでは空港へのアクセスはNSBを使用し、観光はまずヌンクの「叫び」を見るべきであろう。

以上。。







2016年1月3日日曜日

Noruega Islandia①

みなさま、あけましておめでとうございます。

バルセロナに移住して、最初の正月。。。初めての海外での年越しです。

研究室にカレンダーが貼ってあって、みんな自分の休みを書き込むのですが、みんな休みまくりです。

「ここからここまで休むけど何か?」ってカンジで12/23から1/10までカレンダーに×をつけまくっております。

みなさん20日弱の超大型連休です。

生粋の日本人である小生はビビりながら、1週間休みを取りました。

日本でこんなことしようもんなら、縛り首に処せられていたであろう。。。

こんなまたとない好機をバルセロナで過ごすのも何となくもったいない気分に苛まれ、

日本からだとなかなか行き難い場所、「アイスランド」へ遠征したので報告したいと思います。


まず出発は12/26(土)のお昼。。なぜかこの日だけ航空券が安うございました。

バルセロナからオスロ(ノルウェー)へ。。初めてのNorwegian(ノルウェー航空)です。

さすがLCCだけあり、飛び始めるとすぐに物売りが始まります。

運悪く隣のババア、おばさんが買いまくるヤツで、狭い座席のなか、私の目の前で何度も何度も商品の

説明をしやがります。しまいに時計を腕に付け、「こんなカンジ」みたいなことを延々とやり始めました。

手を払いのけ、席を立ち、トイレに行くと、次はカートで通路を封鎖し、席に戻れないようにしやがります。

このまま黙っていては益々つけあがるなと思い、こっそり反撃しておきました。。

極めて悪性度の高い航空会社でした。二度と使わないであろう。。。


やっと着いたオスロ・ガーデモエン空港。市街地から結構離れており、移動が大変です。

空港特急「Flytoget」、20分 片道1人2400円ぐらい。

空港バス、45分 片道1人2100円ぐらい。

タクシー、論外。

なぜゆえこんなに高い??

調べてみると、、、通常の在来線(NSB)、23分 片道1人1300円ぐらい、があるじゃないですか!

この3分の差、、、「Flytoget」の存在意義がわからん。。このNSB、切符の買い方も極めてカンタンです。

自動券売機で「Oslo lufthavn」:オスロ空港、「Oslo S」:オスロ中央駅、とタッチしてすぐ買えます。

オスロ中央駅

そして、夕食へ。。

「地球の歩き方 北欧」を見つつ、攻め込みましたがあいにく閉店でございました。。


翌朝、再びNSBでオスロ空港へ。。

レイキャビクまでは我がスターアライアンスメンバーである「スカンジナビア航空」で向かいます。

ゴールドメンバーである我が家はさっそくラウンジへ。

オスロ空港のスターアライアンスラウンジ。。中の下ぐらいでしょうか。


やっと到着、アイスランド!!

その昔、「ドラゴンクエストIII~そして伝説へ~」で訪れた以来でしょうか?

とりあえず、予約してあったバスで「ブルーラグーン」へ。

このブルーラグーン、宿泊客限定の特別な温泉があり、しかも温泉に浸かりながらオーロラが見えるとのこと。

ちなみに宿泊費は1泊6諭吉弱、、、どうしようか。。。

「限定」。。大阪人の好きな言葉トップ3に入る言葉じゃないでしょうか、、、悩んだあげく、宿泊へ♪

いわゆる温泉の「ブルーラグーン」とホテルの「ブルーラグーンクリニック ホテル」は少し離れております。

つまり、「バス乗り場」 ~300m~ 「温泉」 ~700m~ 「ホテル」という位置関係になってるんですね。

この「温泉」から「ホテル」までの道が見つけられないのです。。。

「バス乗り場」と「温泉」の従業員にたらい回しされること2往復。

しかも、チビ二人、15kgのリュック、20kgのコロコロを持ちながらなんですね。

やっとみつけたホテルまでの道!


これは通常時

ここを通行中、突然の暴風雪に見舞われました。

風速50mぐらいでしょうか。チビが飛ばされ、20kgのコロコロが旗みたいになびく風です。

加えて、雪が霰(あられ)になって、BB弾で撃たれたみたいに痛い!!

あまりの暴風雪で前も後ろも見えなくなりました。

まずリュックとコロコロを岩陰に放置、子どもを抱え後ろ向きにそろそろと歩き、やっとホテルへ。。

その後の荷物を取りに行く道中は手足の感覚がなく、リアル八甲田山でございました。


そして、晩飯へ。

レストランは「温泉」にしかないため、またあの道を通る必要があるんですね。。

ブルーラグーン自体、僻地にあるためタクシーは常駐してないとのこと。

フロントで相談すると、なんと、まさかの日本語が話せるスタッフが出現!!しかも双子で!


ドラクエの「はぐれメタル」を思い出してしまいました

こんなところで、、、日本語スタッフ。。。聞くと、来月から日本で働く予定とのこと。

そして、レストランまで送ってくれました。ほんとにいい娘たちです。

その唯一のレストラン「LABA」、、、おいしさも値段も一流でございました。。。泣


そんなこんなでやっと夜に。。。お楽しみの限定温泉でございます♪

みなさまの期待通り、夜も暴風雪になりオーロラどころか星一つみえず、6諭吉が水泡と化しました。。。


翌日、「温泉」へ。

塩分濃度?が高いのか水が顔にかかるとけっこう痛い

ブルーラグーン、、、なかなかの温泉であった。一生に一度は行ってみても良い場所であると思われる。