2015年12月21日月曜日

Feliz navidad

こちらにきてパンを食べることが多くなりました。

ちょっと小腹が空いた時に食べるものがパンしかないんですね。さずが欧州。。。

あぁ、丸亀製麺の「おろし醤油冷」が食べたい。


そんな中、、、実は最近ハマっているパンがあります。

3個で2€。1つはすでに胃の中。

SANTAGLORIAという店のチョコクロワッサンです。値段も良心的。

いつも子ども達の分も、、、と思って3つ買うのですが、気が付くと全部食べてしまっているんですね。

中にチョコが入っているのですが、ほんのわずかにオレンジが入っているような気がします。

この店はチェーン店のようで、いたるところで見かけます。スペインに来る機会があれば、ぜひ試してほしい。。


40まえのおっさんがどこぞの小娘のように「ここのチョコクロがおいしい」などとほざき、

しまいには、ブログにまで載せてしまう始末。

大丈夫、、、自分で言っておきながら、歯が浮くどころか、全部抜け落ちてしまいそうなのは自覚している。。

パンがおいしい、、、日本でいるときには全くなかった感情である。


さて、本題にはいろう。

今月になってから、バルセロナはクリスマスづいてきました。先週からはさらに色濃く、街中クリスマス一色です。

職場でもクリスマスパーティーがありました。日本で言う「忘年会」のようなカンジでしょうか。

みんなで料理をつまみながら、ビール・ワインを頂きました。

あぁ、米・うどん・そばが食べたい、、、。


さて、そのパーティー、、、毎年新人は歌を歌うのが慣例であり、小生はその新人にあたるようです。

研究室の仲間は「日本語のクリスマスソングを歌えば?」とのことでしたが、日本はもろ仏教やし。。

ということで、「We wish a Merry Christmas」を英語とスペイン語で歌うことにしました。

練習していると、他の新人も「一緒にやらせてー」ってカンジになり、結局は全員で歌うことになったんですね。

さて本番。。大阪人としては「ボケんとあかんかな、、」という使命感にかられ、サビの部分でおもいっきり、

「千の風になって」by秋川雅史、、ぐらいビブラートをきかせてみました。。

カマした瞬間。
思った以上に、爆笑とれました。。

大阪人、、、バルセロナでもキッチリ仕事してます。




2015年12月8日火曜日

Sevilla Cádiz Tarifa Algeciras

当初、本ブログは旅行記にしようと思っていたのだが、生活感あふれる内容になっていることは否めない。

よって今回は旅行記として進めていきたい。

先週末、仲の良い後輩が学会のためにセビージャへ来ていたので、家族を連れ、行って参りました。

「EMS」の件もあり、日本からの食材・生活用品を如何に取り寄せようかと考えていたところ、大量の物資を

持ってきてくれました。味噌、カレー粉、乾きもの、ワイン、本、子どものお菓子、などなど、、、

古山、ありがとう。君ほど期待を裏切らないオトコを僕は知らない。

せっかくセビージャまできたので、レンタカーを借りて色々と遠征してみました。

まず、セビージャから南へ20kmほどの川沿いの街、Coria del río。



その昔1614年、伊達政宗が支倉常長というヒトをキリスト教の勉強使節団としてここへ来させました。。

その使節団の内、数人は日本へ帰らずにここに永住したそうです。

そのせいか現在、この地域では「Japón:ハポン、日本という意味」という姓を持つヒトが数百人いるそうです。

すごく、ロマンがあふれるいい話じゃないですか。。

次にそのまま南西へ100km、カディスへ。大西洋が見える街ですね。

地球が球体であることがわかります
ここでゆっくりしたかったのですが、どうせなら地中海も見に行きましょう♪とクルマを走らせました。

さらに南へ100km、イベリア半島の最南端、タリファへ到着。


遠くにモロッコがみえます
これがジブラルタル海峡。

そう、あの「風雲!たけし城」で有名なボールをぶつけまくる橋のモデルとなった海峡ですな。


この右側が大西洋、左側が地中海
この麓にレストランがあったのですが、かなり混んでて断念。。

レストランを探しに市街地に出てみましたが、ほとんど20時からで閉まってるんですね。。。

時間は18時。どうせならアルヘシラスまで行きましょうとのことで、さらに北東へ40km。

アルヘシラスに到着しましたが、喫茶店ばかりでレストランが全く見当たらず。。

かろうじてみつけたセビリア通りにあるレストラン
やっとみつけたレストラン。。しかし、店員の態度が極めて悪性でございました。

「Hola!」と言っても2回無視。ピザを注文すると前の店を指さして「まだピザ屋が開いてない」とほざく始末。

アルヘシラス、2度来ることはないであろう。。

翌日、セビージャ観光へ、、、

スペイン広場
残念ながら、フラメンコは見れず。。。



途中でやたらと厳重な自販機を発見致しました。そこまでして売りたいか?


南スペイン、、、期待していたほどの衝撃は得られなかった。





2015年12月1日火曜日

Universitat de Barcelona

今日は私がお世話になっている施設について紹介したい。

バルセロナ大学。



15世紀ごろに創設された伝統のある大学であり、その威厳に満ちた校舎はみるものを圧倒し、また一方で、

その美しさは今もなお、多くの学生たちを魅了してやまない。。。


ぎゃはは~、なかなかかっちょいいオープニングじゃないですか。何が「魅了してやまない」って、おい?

でもほんまにスゴイんよねー。この講堂とかどうでしょう?



もはや、教会ですか?ってカンジです。

でも僕がいるところは残念ながらここじゃないんですね。。




こっちの医学部校舎で、最近新しく建て直したそうです。Bellvitge:ベルビッチェという場所にあります。

ここのInstituto de Investigación Biomédica de Bellvitge:ベルビッチェ医科学研究所というところで

リサーチフェロー、いわゆるポスドク研究員をやってます。


バルセロナ大学附属ベルビッチェ病院

病院はこちら。概ねここの微生物検査室に入り浸っております。


そして、研究室の仲間。先週、飲み会がありました。


まず左から、Meriちゃん。

そう、本ブログでも何回か(La Sagrada FamilíaEMS)登場してくれているあのMeriちゃんです。

Meriちゃん、学位申請で忙しいのにいつも助けてくれてありがとう。

次に、オランダ人のリサン。

2週間前にネーデルランドからやってきました。英語が堪能すぎて、何を言ってるかわからんのです。

何回も「えっ?What?」って聞き直してゴメンな。直に上達するからもうちょっと待ってくれ。

真ん中が、ポルトガル人のマリアナ。

ポルトガル語、スペイン語、英語を自在に操り、かつ恐ろしく早口です。MRSAのST398ついて研究しており、

今週、僕のデータと合わせて情報交換を予定してます。マリアナ、紙を用意するからじっくり話し合おうか。。

そして、チームリーダーのサラ。

今回の留学にまつわる手続き、実験の段取り、その他諸々、全て助けてくれました。

英語、スペイン語ができない小生に何度も根気よく説明してくれます。気の毒になるぐらい、いいヒトです。

サラ、いつもありがとう。スペイン語が上手くなったら、ちゃんと御礼言うよ。

最後が、ハビ。

25歳の若者ですが、かなりヤリ手です。実験の手際も良く、いつも手伝ってくれます。

そして、ギャグセンスも抜群なんですね。

例えば、日本の文字は「ひらがな」、「カタカナ」、「漢字」の3種類あるというハナシをしていたら、

「そんなに文字が多かったら、日本のキーボードは3mぐらいあるやろ?」とか、

「俺は日本人と中国人がすぐ見分けれる。レストランで食べる前に料理の写真を撮ってるのが日本人や」

と、なかなか光るモノをもってます。


こんな素晴らしい仲間に囲まれ、楽しい毎日を過ごしております。