2017年5月24日水曜日

Budapest

いよいよ、ブログ更新が苦痛になってきた。。

月に1回も更新しないブログを定期的に読んでくれている読者に感謝申し上げる次第である。

着実に帰国日が迫ってきている。。。

残るブダペスト、パリ、エジプトを報告せねば、「西方見聞録」も終われないのだ。

さて、今回は2月末に遠征したブダペストについて報告しよう。

そう、ブダペスト。本ブログの背景写真にもなっている街である。

バルセロナの自宅は湯船がないのである。

事あるごとに人生の伴侶から、「はぁ、湯船に浸かりたい。。」とイヤミを言われること1年。

よーし、温泉に連れて行ってやろうじゃないか!

ヨーロッパで温泉となると、、、、圧倒的にハンガリーなのである。

2/24(金)夕刻、ブダペストへ向けて出発。

ブダペスト空港着後、まずsimカードをゲットしなければならない。

到着ターミナルに「vodafone」があるのだが、、、ぼったくり店なのである。

小生は運良く、あるブログで前情報を得ていたため、迎撃することができた。

その一部始終を詳細に報告しよう。

KMT: 「simカード欲しいんやけど、、、」

ぼりぞう: 「9000HUFです。1か月使えて、無料通話も入ってます」

KMT: 「もっと安いのあるやろ?通話もSMSもいらんし。。。」

ぼりぞう: 「ウチで一番安いのはこの9000HUFのです」

KMT: 「ほんまか?おい?3000HUFぐらいのあるやろ?オレ知ってんやで。」

ぼりぞう: 「これが最安値のなんですよー」

KMT: 「よーし、わかった。要らん!」

と言って店を出て、店の写真を撮り始めてやったのだ。

こいつが「ぼりぞう」
すると、慌てて店から出てくるぼりぞう。

ぼりぞう: 「ごめん、もっと安いのあったわー。」

KMT: 「ほう、やっぱ持ってんやん。ちなみにいくら?」

ぼりぞう: 「4500HUFです。」

KMT: 「・・・・」、、「3000HUFのがあるやろ!キャンペーンの!」

ぼりぞう: 「今はキャンペーンしてないんです。ほんまです。これが一番安いのんです。」

本当かどうか確認する術もなく、「半額になったし、まぁいいか」と思い、4500で手を打った。

といっても、1500円ぐらいなのだが。。。

しかしながら、手続き中もぼりぞうは必死に、、

「4500のがあるのを忘れていた」とか「外国人だから無料通話が必要だと思った」などと

言い訳してきたので、、、「おまえの店はぼったくりで有名やで」とクギを刺しておいた。

次から訪れる日本人は大丈夫と思われる。

さて、無事にsimを手に入れ、ホテルへ。。夕食はホテルの近くのレストランに入った。

オーナーがワイン好きであり、かなり美味いのを出してくれた。

ぜひ、試して頂きたい。http://www.tigrisrestaurant.hu/

出るときに気付いたのだが、ミシェラン店であった。

さて、翌日はメインイベントの温泉である。

いくつかあるようだが、今回は「セーチェニ温泉」を選択した。

ぬるーい温泉
温泉というか、もはやぬるま湯のレベルであった。

チェスをしているおっさんたちが名物らしいのだが、、

それ、ここでせーなあかんか?

室内にもいくつか湯船があったが、特に物珍しいこともなく、3時間程度で終了とした。

夜は定番のスポットへ、、

王宮と鎖橋
なかなかの眺めであった。


翌朝、チビが発熱。。

ぬるい温泉に浸からされたあとのお決まりパターンである。

観光は断念し、王宮のみとした。

王宮からドナウ川を望む

今回の総括として、

ハンガリー料理はグヤーシュを始め、かなり美味かった。。

また何れのレストランも子連れに優しく、まずチビたちの料理を出してくれた。。

なかなかの気の利きようであった。

しかしながら、ハンガリーの温泉はぬるく、冬にいくと風邪を引かされるため注意が必要である。


2017年4月10日月曜日

Londres

先日、息子が、、、「えいごじんの国にいきたい」

と訴えて参りました。

えいごじんの国??、、、多分、英語をしゃべるヒトがおる国やな。

実は小生よりスペイン語が堪能になってしまった4歳の息子。

英語にも興味を示すとは望外の喜びである。。よーし、連れて行ってやろうじゃないか!


こうして、ロンドン遠征が決定した。息子との初二人旅である。。

ロンドンと言えば、、、


そう、ロビンマスクである。

彼との出会いから30年、、、やっとその勇姿を拝めそうだ。

あと、忘れてはいけないのが「Globe-Trotter」である。

見よ、このオッサレーなスーツケース。


これは「ロイヤル・スイートII」モデル

Globe-Trotterのスーツケースは大きく分けて3モデル存在する。。

単色もしくは2色を組み合わせた既製品モデル

上記「英国王室キャサリン妃第2子出産記念」のような旬に合わせた記念モデル

そして、、外皮、コーナー、ベルト、取っ手、金具などが自分好みに選べるビスポーク

ビスポーク、、、「Be spoke」と書き、いわゆる「オーダーメード」である。。

オーダーメード、、、大阪人の好きな言葉ベスト3に入るフレーズである。。

しかしながら、このGrobe-Trotter、、価格がかなりの悪性なのだ。

大きさにもよるが、既製品モデルでも25諭吉と、、、、

あのスーツケースの王様「RIMOWA」


ちりめんじゃこにみえてしまう。。。
これが「ビスポーク」にもなれば、、、、もはや「即死」するレベルである。。。


さて、前置きはこれぐらいにしていよいよ出発である。

ライアンエアーでルートン空港に到着、

バスに揺られること90分
ロンドンに到着である。

ちょうどオーストラリアから恩師がロンドンに来ているため随行して頂いた。。


Grobe-Trotter本店

なかなか気品溢れる店内である

これこれ息子よ、はしゃぐでない。

早速、商談開始。

うーむ、、、なんと組み合わせは数百万通り。。


あれこれ悩むこと3時間。。。いやいや、寝ぼけていたわけじゃない。。

本店に来て、少し浮かれていたのかも知れない。。ポンドと円を間違えていたのか??

いや違う。。。自分でも何が起こったのかわからなかったのだ。。

マダムの巧みな話術に唆され、、なんと、、


ビスポークを2つ 購入してしまっていた。。


ビスポーク2つ、、、もはや「財産」のレベルである。

あまりのショックで若干のろれつ障害をきたしながら、Grobe-Trotter本店をあとにした。


憧れのタワーブリッジ

タワーブリッジからテムズ川を望む

ビッグベン
翌日、、

バッキンガム宮殿
時間を間違え、衛兵の交代式は見れなかった。。。



大英博物館

ロゼッタストーン

ラムセス2世

この大英博物館は入場料が無料なのだ。

私見を述べれば、、、

なぜ、ここイギリスに世界各国の美術品が展示されているのだろうか?

例えば、エジプト以上にエジプトのものが置かれている。。

寄贈されたものだけでなく、略奪したものも展示されているのだ。。。

しかしながら、それらを踏まえた上で、入場料無料にしているところが「紳士」なのであろう。

ルーブル美術館も見習ってほしいものである。


ロンドン。。

なかなか見どころが多く、建物にもどこか気品の漂う街であった。

来月のクレジットカードの支払いを心配しながら、ロンドンをあとにした。

以上。

2017年4月1日土曜日

Kenya ④

最近どうもブログの更新が億劫になってしまう。

もう4月であるが、まだ年末年始の遠征報告が終わらない。

ケニアのあと、ロンドン、ブダペスト、パリと攻めたが、これらの報告は随分先になりそうだ。

とりあえず、ケニア編を完結させよう。


さて、サファリも十分楽しんだところで、マリンディに移動である。

プロペラ機でナイロビ・ウィルソン空港に戻り、またもやプロペラ機に乗り換えること2時間。

マリンディに到着した。

Diamonds Dream of Africa Kenya。なかなかのホテルである。

日中はプールで遊び、、


夜はプールサイドでアフリカン料理を楽しんだ。




わざわざインド洋まで出向いておきながら、なぜゆえ、プールのみであったのか。。。

答えはカンタンである。ビーチが汚い。

このビーチでどう泳げっちゅーねん。

ビーチ狭いし、黒人多いし。。

やはり、ビーチはザンジバルにしておくべきであった。。

気を取り直して、街を散策してみた。

閑散としている

どうやら市場らしい。。。

庶民の生活

おい、乗りすぎや。

おまえも。

実はこの写真内に立ちションしてるおっさんがいるのだが、おわかりであろうか?

もはや、「だまし絵」のレベルである
観光地のハズであるが、現地人率99.999999%の街であった。

帰りはとなり街のKilifaからプロペラ機に乗った。

出発ターミナル

チェックインカウンター

保安検査場

滑走路

なかなかボケるのがうまい空港だ。

その後、ナイロビへ。

ナイロビ市街はなかなかの都会である

今回の旅の総括として、、、

マサイ・マラのサファリは子ども達にとってかけがえのない経験になったと思われる。

しかしながら、、、

自分が医師でなかったら、乳児を連れて行けなかったであろうというのが率直な感想である。

サファリは小学生なってからがベストあろう。

そして、マリンディ。。せっかく東アフリカに行くのであれば、ザンジバルをオススメしたい。

以上。







2017年3月7日火曜日

Kenya ③

またまた随分と長い間、ブログをお休みしてしまった。

特に遊んでいた訳でもなく、日々の生活で精一杯であった。。

なぜ故、こんなに問題ばかり起こるのだろうか?

まぁ、災難は畳みかけてくるのが世の常であるが、、確か大殺界は終わったはずでは、、?

残りのバルセロナ生活を満喫せねば、、、


さて、今日のテーマは「Kenya③」。。もう2ヵ月前になるので忘れる前に記録しておこう。

何もないマサイ・マラ空港に着陸し、車に揺られること30分、、

ムパタ・サファリクラブ
満身創痍でロッジに到着。。夕方のサファリはあまりの疲れのためにパスしてしまった。。

しかしながら、部屋からの眺めは極めて素晴らしいものであった。


スイートルームはジャグジー付きである。

ジャグジーに浸かりながら、マサイ・マラの草原を一望できるのだ。あぁ、いとをかし。。

翌朝、いよいよサファリ開始である。

サファリカーは我らが日本の誇るランクルである


ゼブラ
まず、至るところにいるのがこのシマウマである。

何故、このサバンナでこんな目立ついでたちをしているのだろうか?

もしかして、ライオンのエサになるために生きてるのかしら?

ガイドに聞いてみると、複数頭が重なると何頭いるかわからなくなるらしいのだ。

こんなカンジ
しかし、その甲斐なく、、

いきなり捕食ライオンに遭遇

う~ん、、あまり意味がなかったようだ。

次にバッファロー

よく見ると面白いカオをしている

続いて、ゾウ

ゆったりと歩いていた
マサイ族曰く、ライオンよりゾウの方が怖いとのことであった。

踏み潰されて何人も死んでるとのこと。。


そして、キリン。

こいつらの血圧はどのくらいあるのだろうか。
キリンの頸椎も人間と同じ7個であるのは驚きである。

続いて、カバ

おいおい、水から出て大丈夫か?
ガイド曰く、草原を歩いているのは珍しいとのこと。


トピ

みんな一方向を眺めていた
明らかに場の空気が違っていた。。。

その視線の先には、、、

ライオンの登場である
何と12頭の群れに出会った。

ガイドが興奮して写真を撮り始めるぐらい稀だったようだ。

チビはライオンらしからぬかわいさを持ち合わしている

アフリカの大地では様々なドラマがあるのだ。

例えばこのイボイノシシの親子。。


ライオンに気付かずどんどんと近寄っていってしまった。。

待ち構えるライオン

「おーい、そっち行ったらアカンって!!」と大きな声で教えてやりたかったが、、、

これも大自然の掟なのである。。

現場は見れなかったが、この後ライオンに子イノシシが襲撃されてしまったのだ。

我が子を必死に探して走り回る親イノシシの姿が今でも忘れられない。。。


気を取り直して、昼食。

完全にピクニック気分である

そしてヒョウ・チーターを探し、タンザニアとの国境まで行ってみたが、結局出会えず。。

かなりいいかげんな国境

めったに見れないクロサイ



乾期には珍しいワニ



このようなサファリを3日ほど楽しんだのであった。

続く。