2017年1月23日月曜日

Kenya ②

さて、いよいよケニアに向けて出発である。

出発2週間前からチビたちの体調管理には極めて注意を払った。

今回の遠征費のためにシャレにならん数の諭吉がすでに飛び立ってしまっているのだ。。。

出発前に風邪をこじらせ肺炎で入院、、、なんてことなれば、、、おぉ、考えただけでも鳥肌が立ってしまう。。


そんな中、12/26(月)14:00、無事に出発を迎えることができた。

トルコ航空TK1856便でイスタンブールへ。。

今回はビジネスクラスを利用したのだが、トルコ航空は2クラス制であるため、ビジネスクラスが最高位となる。


おぉ、シェフ同乗か、と思いきや、、、


そんな大した料理は出てこない

シートはフルフラットにならないショボい機材であった。

そして、イスタンブールへ到着。。

イスタンブール観光を予定していたが、前回行ったのと、テロが頻発しているため今回は止めておいた。


ジュニアスィートが1泊120€程度とおススメのホテルだ。

そして、世界最強との呼び声が高いアタテュルク空港のスターアライアンスラウンジ。

確かに造りは豪華であるが、、サービス、食べ物に関しては羽田のANAスイートラウンジの方が格上である。









2018年にオープンするという新空港に期待したい。


次はナイロビ行きTK607便であるが、ここで事件が起こったのである。

夜間、機内で寝ている時に娘が突如、左胸痛を訴え始めたのだ。。

しばらく放っておいたが、、終いに「痛い、痛い」といって泣き始めてしまった。。。。診察開始である。


意識障害なし、血圧、脈、熱、異常なさそう。呼吸はしっかりしているが、、、

KMT: 「息、しんどないか?」

娘: 「苦しい気がする。」

う~ん、どうも誘導されてるような気もするが、、、

左の上肺のあたりを痛がっているが、痛みの呼吸変動なし、肋骨の圧痛もなし。

皮膚所見も変わったところはなさそう。。打診してみたが、騒音でよく聞こえない。


まぁ、子どもやし、虚血性心疾患ではないでしょう。大動脈解離も。。位置も痛みの質も違うし。


次に肺梗塞、、、いわゆるエコノミークラス症候群ですな。。。

安静時にいきなり発症せんでしょう。。。何よりもビジネスクラスに乗っとるし、、、


航空機内で、小児に突如発症した胸痛、呼吸困難感は少々、、、状況から考えると気胸か!

鼓音ははっきりしない、胸に耳をあてて聴診したが、当然良く聞こえないのである。。

これは聴診器が要るな。聴診器ぐらい機内にあることは知っている。

早速、CAに聞いてみた。

KMT: 「I'm a doctor. My daughter has chest pain. I want to check her chest sounds. Do you have a ・・?」

恥ずかしながら、聴診器の英語名がわからないのだ。。病院では「ステート」と呼んでるヤツがいるが、、

必死のジェスチャーで伝えてみると、、、イヤホンを持ってきやがった。。。。

おまえ、この状況でイヤホン要ると思うか、おい?

KMT: 「ドクターキットを貸してください」

CA: 「ちょっと待ってください」

しばらくしても全然戻ってこないのだ。。自分が医師であることは何回も伝えている。。

再度カーテンむこうのCAのところに行ってみた。すると機長と相談しているのでもう少し待ってほしいとのこと。。

おいおい、機長に報告するのはヨシとしよう。

CA: 「急病人がいて、父親が医者らしいけど、医療セット開けていい?」

機長: 「オッケー」

通常は10秒で終わるだろう。

他に何を相談するのか?その機長がウチの娘に聴診器が必要かどうか判断できるのか?できるはずがない!

カーテンの奥を覗いてみるとCA達が必死にマニュアルを読んでいる姿がみえた、、、はぁ、何やってんねん。。

もうしばらく待ってみた。。横では娘が痛がっている。。こういう時間は長く感じるものだ。

やっとCAが出てきた。すると、なんと娘の体温を測り始めたのだ。。

KMT: 「いやいや、熱がないのは知っとる。触ったらわかるやろ?」

CA: 「マニュアルでは、、、」

ハナシにならない。。。

チーフCAを問い詰めてみた。

KMT: 「なんでドクターキットを貸してくれへんの?それや、それ。その足元に開いてる箱よ。」

CA: 「ドクターキットを開けるのはドクターの許可が要るんです。」

ここでついに温厚な小生もキレてしまった。。

KMT: 「俺は医者で、その俺が聴診器要るって言ってるやろ。それにもう開けてるやんけ。」

    「ほんで、なんで最初に体温なんや?おまえは医者か?」

と言ったところで、妻が止めにきたので小生はさがってみた。妻とCA達が何やらハナシあっている模様。

帰ってきた妻が言うには、、

ドクターキットを開けるのは医師の許可が必要とのこと、、、、だからそれは知っとるって。

どうも小生の英語力の問題ではなさそうである。もう一度カチ込んでみよう。

KMT: 「俺は医者やって」

CA: 「このボックスを開けるのは医師の許可が要る。あなたの医師ライセンスナンバーを教えて下さい」

医師のライセンスナンバー??もしかして医籍登録番号(医師免許証に記されている)のことかな?

っていうか日本人の医師で自分の医籍登録番号を覚えてるヒトっておるんかな?

KMT: 「いやいや、もう開けてるし、この状況で、今、番号が必要か?その番号は後ではあかんのか?」

CA: 「確認します」

KMT: 「それ、確認する必要あるか? おまえは日本の医師ライセンスナンバーが何桁か知ってんのか?」

そうこうしてると、、次は血圧計を持ってきやがった。。。もはやコントである。

もしかして、俺のツッコミを待っているのかな?

もう、どうしようもないぐらい能力の低いCAである。緊急時の脱出とかが必要になった際には自分でやろう。。

KMT: 「これだけじゃアカンやろ?血圧測る時は聴診器も要るって習わんかったか?」

といって、やっと聴診器を手に入れることができた!


さて、血圧はほっといて、聴診である。 呼吸音に左右差なし、エア入りも良好だ。その他、雑音もなし。

もし気胸だとしても、虚脱率は低そうだ。ひとまず安心。。

KMT: 「段々良くなってきたやろ?その痛みは怖い痛みじゃないから、がんばって寝てみなさい」

と暗示をかけたところ、その後しばらくして寝てしまった。


実は小生、これまでに機内で6回ドクターコールの経験があるのだ。そのうち3回は東京-フランクフルトであった。

迷走神経反射の中年男性2名、胃痛の中年女性、熱性痙攣の乳児、癲癇の青年、低血圧の中年男性

7回目が自分の娘になるとは、、、しかしながら、トルコ航空の対応は極めてショボかった。。


そして、ジョモ・ケニヤッタ空港に到着。起きると娘はケロッとしている。。。あの痛みは何やったねん。。

早速、入国審査へ。


賄賂要求が絶えない入国審査

何も言われず、無事にケニアに入国できた。

さて、荷物を取るか。。。

簡素な造りである到着ターミナル


おぉ、いきなり割れてるやんけ


どうしたら、こんなに激しい割れ方をするのか?

そして、送迎車に乗って、国内線専用のウィルソン空港へ。夜のナイロビ、、なかなか治安が悪そうである。。

待つこと2時間。。ウィルソン空港の出発ロビーへ。。


だ、だいじょうぶか?この空港。。



どうやらこれに乗るらしい。。


機内の様子

揺れまくりながら、無事にマサイ・マラに到着。

何もない空港。

やっとサファリが始まる。

続く。。




2017年1月19日木曜日

Kenya ①

新年あけましておめでとうございます。

やっと大殺界ど真ん中が終わり、大殺界も残すところあと1年となってまいりました。

しかしながら、2018年から前厄が始まってしまうことに関しては今回は触れずにおこう。

留学生活において、最後の正月休み。。今年はどうしようか、、、

思えば去年はアイスランドに遠征をした、、、テーマは「オーロラ」。。

我が人生において、正月に長期休暇が取れるのは定年するまでもうないんではないか、、、ならば、、、

テーマは、、、「サファリ」  行き先は、、、「ケニア」 で設定してやろうじゃないか!


生後数か月の乳児を連れてケニアでサファリ。。。アホじゃない?との声が多数聞こえてきそうだ。

事実、あるサイトでは心無いネット民どもにより「乳児を連れてアフリカって、、バカじゃない?」

との書きこみが多数なされていた。。

アフリカの草原を悠々と闊歩する動物たち、満天の星空、厳しい自然の中で生活するマサイ族、、などなど

チビたちの眼にはどう映るのだろうか、それらの光景を脳裏に焼き付けてやるのも親の使命ではないだろうか。。

さて、前置きが長くなってしまったが、、

今回我々は生後8ヵ月の乳児を含む3人のチビを連れケニア・サファリツアーを敢行したので詳細に報告する。

なお本稿により、これまで「サファリに行きたいけど、子連れでいけなかった」ご家族のアフリカ旅行に対する

敷居がさがることを願ってやまない。。。



まず、ケニアの下調べから入ろう。。。実は7月ごろから徐々に準備を始めていたのであった。

日本国民がケニアに行く際にはVISAが必要となる。

しかしながら、オンライン申請ができるため、特にビビることはない。

またケニア入国時に経由国(インドやタイ)によってはイエローカードを要求されることがあるとのこと。

日本からヨーロッパ経由で行く場合は大丈夫そうだ。となると、次は航空券を抑えなければならない。

小生はANAダイヤモンドメンバーであるため、激しいマイル数を保有している。

今回は運良く、「イスタンブール経由ナイロビまでのビジネスクラス」を4席確保することができた。


さて、サファリはどうしようか、、、ケニアにはサファリができる国立公園がいくつもある。

中でも最も多くの動物がみれるのが「マサイ・マラ国立保護区」である。

特にライオンを売りにしているらしい。サファリはここに決まりである。

せっかくアフリカにいくので、赤道直下のビーチも満喫してみたい。

東アフリカはインド洋に面しているのだが、このインド洋のビーチは凄まじいポテンシャルを有しているのだ。

モーリシャス、セーシェル、モルジブが御三家と思われる。。

アフリカ地域ではタンザニアのザンジバルが最も有名であろうか。。

当初、ザンジバルをターゲットに据えたが、タンザニアからケニアに戻る際にイエローカードが必要となるのだ。

ちなみにイエローカードとは、黄熱ワクチン(黄熱病予防)接種を証明した書類である。

ザンジバルに行きたくて、黄熱ワクチンを受けようと色々と調べてみたが、、、

家内・・・授乳中のため接種不可

長男・・・卵アレルギーのため接種不可

次男・・・生後9か月未満のため接種不可

なんと、5人中3人も接種不可となってしまった。。。

いっその事、ケニアをやめてタンザニア(サファリはセレンゲティ国立公園)にしようかと思ったが、、

どうしてもタンザニア行きのチケットが取れないのであった。。

仕方なく、ザンジバルはあきらめ、ビーチはケニアのマリンディに決定した。


次にホテルである。

マサイ・マラには日本人が経営しているロッジが存在する。その名も、、「ムパタ・サファリ・クラブ」

緊急事態の際には日本人が常駐している宿の方が対応が早いであろうと予想されるため、ここに決定である。

マリンディは一応緊急事態に備え、マリンディ総合病院のそばにある「Diamonds Dream of Africa」

という5つ星ラグジュアリーホテルを選択した。


さて、航空券およびホテルは手配できたのだが、あとは細かい移動である。

ナイロビ⇔マサイ・マラの陸路は「ガタガタ路を6時間」と極めて悪性度が高いため、空路を選択した。

その空路であるが、小型セスナ機?、チャーター機?、なかなか正確な情報が得られない。

またナイロビ市内の治安もまた悪性であり、ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港から国内線ウィルソン空港

までの移動も必要となる。ナイロビ⇔マリンディもまた然りだ。

これらの個人手配はできないこともないが、道中でミスると相当めんどくさいことになってしまう。。

チビ3人連れで移動中に飛行機に乗り遅れ、夜のナイロビで途方に暮れる、、なんてことは想像もしたくない。

よって今回、これらの手配は「ファイブスタークラブ」さんに依頼することとした。



続いて、疾病対策をうっておかなければならない。

今回の遠征において最も危険かつ起こり得ることといえば、、、ずばり、マラリアである。

蚊に潜むマラリア原虫が吸血によって人体内に侵入し、引き起こされる急性熱性疾患である。

ワクチンはまだない。予防内服という手もあるが、小児・乳児には極力避けたい。

となると、蚊対策が重要となってくるのである。

ハマダラカという蚊がマラリアを媒介するのであるが、こいつはこのように逆立ちして血を吸うのである。

羽が斑(まだら)模様であるため、ハマダラカと呼ばれる

特に夕方から夜にかけて活動するため、寝るときは蚊帳は必須である。。。

防蚊剤としては、、、まずこれ。




その効果のほどはこのとおりである。。


次にチビたちの腕にはこれを巻いておく。




最後はコイツを皮膚に塗っておく、、、





コイツのスゴいところはなんと15%のイカリジンが配合されていることである。

これだけでは何がスゴいのかがわからないヒトが多いと思われるため、少々補足しておこう。。。


蚊除けとして、DEETイカリジンという成分が極めて重要なのであるが、、、

これまで日本では低濃度(DEET:12%以下、イカリジン:5%以下)のものしか販売されてなかったのだ。

これは外国で使用されている濃度の約1/3である。

当然、低濃度では効きが悪く、旅行時に本気で蚊除けしたい場合は現地購入が原則であった。


しかし、2016年に事態は一変する。一昨年のデング熱騒動に懲りた厚生労働省がついに動いたのであった。

https://www.pref.ehime.jp/h25300/tsuuchishuu/seizou/documents/280615-shinsa1.pdf


平たく言えば、2016年6月15日に厚労省が

「高濃度DEETやイカリジンが入った蚊除け剤はソッコーで審査して認可しまっせー」

と通知したのだ。。。言い換えれば、、、

「ソッコーで認可したるから、めっちゃ効く蚊除け剤を作ってちょんまげ」

と各製薬会社にお願いしたのだ。通常では1-2年かかる薬事審査を2ヶ月程度でやるとのこと。

そんな早くできるんやったら最初からやっとけよ。

それからわずか数か月で発売となったのが本製品である。イカリジン15%の意味がわかって頂けたであろうか?


またイカリジンはDEETに比べ皮膚刺激少なく乳児にも安心使えるすぐれものなのだ。(効果はDEETと同等)


ハナシを戻そう。疾病対策である。

マラリア対策はこれで十分であるが、その他の病気を発症した場合に備え、海外旅行保険が必要だ。

一番下のチビを除く4人は去年日本を出る時に「駐在員保険」なるものに入っている。

全ての医療費、損害賠償費など想定される出費はほぼほぼカバーできているのだ。

何か手に負えない事態に陥った場合、医療水準の高い欧州や日本までの緊急搬送費までカバーしてくれる。

それに加え、航空機遅延や手荷物未着、盗難、持ち物の損傷なども対象となるため、なかなか便利なのだ。

しかしながら、一番下のチビはスペイン生まれであるため、スペインの医療保険にしか入っていない。

スペインでの医療費は全てタダなのだが、旅行先での医療費は10%負担となるとのこと。

まず大丈夫だと思うが、何かの間違いでケニアで集中治療室に入り、日本まで輸送しましょう、

なんてことになったら数千万はいきそうだ。10%でもなかなかの金額である。

よって念のため、今回チビも損保ジャパンの保険に入っておいた。


あとは急病時の自分の対応能力次第であるが、、

小生は一般内科、呼吸器、感染症、抗菌化学療法、結核病の指導医・専門医を保有しており、(ちょっと自慢)

大概のことは対応できる自信がある。

各種抗菌薬、抗インフルエンザ薬、解熱鎮痛薬(坐薬も含む)、整腸薬、抗アレルギー薬、気管支拡張薬、

ステロイドなど、一通りは準備しておこう。

ここまで準備できれば、疾病対策は完璧ではないだろうか。。


続いて、持ち物。

サファリには双眼鏡が必須とのこと。この際、いいのを購入しておくか。。双眼鏡と言えば、Nikonかな??

いくつかのサイトで推奨されていた、「Nikon PROSTAFF」を手に入れた。サファリには最適の一品らしい。


そしてカメラの望遠レンズ。本来であれば300mmの望遠レンズと一眼レフカメラが欲しいとこであるが、

数年前に購入したミラーレス一眼、レンズは150mmでガマンしとこう。


前もって準備しておくことは以上だ。

次回からその道中について、報告していく。



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ケニア、タンザニア、マリンディ、サファリ、子連れ、乳児、小児、ムパタクラブ、マラリア、感染症、準備大変。。


2016年12月30日金曜日

Turky, Cloatia ②

トルコでは相変わらずテロが続いており、いつになったら安心して旅行ができるのであろうか。

2018年にはトルコに世界最大の空港がオープンするとのこと。

イスタンブール。。。古代からこの地は欧州、アフリカ、アジアを結ぶ重要な都市として知られているが、

このままいくと、必ず新空港もテロの標的にされるであろう。


さて、今回は後編「クロアチア」について報告する。


19時にザグレブ空港に到着後、現地通貨をキャッシング後に「Vip」という名のsimカードを購入した。

ターミナル内の売店で普通に買うことができ、simフリーiPhoneに挿入するだけで使える優れものであった。

そして、レンタカーをゲット。

単に市内観光だけでは必要ないと思われるが、プリトヴィツェ国立公園に行くにはあった方が良い。

プリトヴィツェ行きのバスもあるようだが、時間通り来なかったり、チビ連れでのバス移動は避けたい。

そのままザグレブ市内の宿へ、夕食は「地球の歩き方」に載っていたクロアチア料理のレストランへ。。

街中、クリスマス一色である。

イェラチッチ広場


翌朝、いざプリトヴィツェ国立公園へ!途中で道を間違え、1時間遅れで到着、AM11時。

プリトヴィツェ国立公園。。

ここでぜひ活用して頂きたいのが、スペインのNIEカード(ESTUDIANTE)である。

正確な価格は忘れてしまったが、学割が効くので、ぜひ利用して頂きたい。

さて園内は、、、春・夏は緑、秋は紅葉、冬は雪が映える素晴らしい景色を拝めるのであるが、、、

12月初旬は中途半端過ぎて、紅葉も雪もなく、また公園の半分は閉鎖されていた。。

しかも、天気は雪のような小雨である。。。もはや、このパターンに慣れてしまった自分が怖い。


ここは自殺の名所か?


もはや滝修行にしかみえない









散々な思いでプリトヴィツェをあとにした。。

さて、次はドブロブニクである。

プリトヴィツェからバスでスプリットを経由していく方法もあるようだが、バスで10時間以上と

子連れには極めて悪性度が高いため、ザグレブから空路でドブロブニクに入った。

ドブロブニク空港から旧市街までシャトルバスもあるが、子連れにはタクシーが良いであろう。

タクシーで行けば、途中の山越えで止めてもらい、いい写真が撮れる。


アドリア海の真珠



城壁から

プリトヴィツェとはうって変わり、かなり温暖であった


小生たちは14時にホテルに着いたのだが、城壁は15時で終了(冬期)となるため、全部回れなかった。。

またここでもぜひ活用して頂きたいのが、スペインのNIEカード(ESTUDIANTE)である。

正確な価格は忘れてしまったが、学割が効いて半額以下になるため、ぜひ利用して頂きたい。

半額以下、、、大阪人の好きな言葉ベスト3に入るフレーズである。


さて城壁からの景観であるが、午前中の方が朝日が映え、よりキレイにみえるであろう。

ケーブルカーで展望台に上り、アドリア海に沈む夕日を眺めるのもオツである。

アドリア海に沈む夕日


さて、お楽しみの夕食であるが「地球の歩き方」に載ってるシーフードレストランは、、、

概ね12月はシーズンオフのため閉店していたことも併記しておく。

日程の都合上、ドブロブニクには1泊しかできなかったが、なかなかの街であった。

夏季にはランペドゥーザと比肩するポテンシャルをもったビーチもあるため、ぜひここに3泊はして頂きたい。


今回の総括として、、

① トルコ航空の無料ツアーは必ず利用すべきである

② 11月中旬から12月のプリトヴィツェ国立公園、ドブロブニクは避けるべきである

③ プリトヴィツェへのアクセスはレンタカーが便利である

④ ドブロブニクには夏季に3泊以上がおススメである


以上。







2016年12月25日日曜日

Turky, Cloatia ①

いよいよ、今年も終わりに近づいて参りました。

大殺界のど真ん中もついに終わりを迎えるのである。

来年も大殺界であるが、日々運勢が上向いていくことを考えるだけで、、、( ̄ー ̄)ニヤリ


さて、今回も旅行記である。

2016年12月の2週目、スペインでは火、木が休日という悲運に見舞われました。

周りの様子を伺っていると、月・水・金もついでに休むヒトが続出したので、小生もその波に乗ることに。。。

しかし、そこはビビりの日本人である。月曜日だけ休み、土・日・月・火の4連休にしておきました。

となると、、、、行き先である。

季節、航空券、宿、その他を熟慮した結果、クロアチア遠征に決定致しました。

まず、航空券であるが、、、なかなか安くていいのがない。。

死ぬほど遠回りであるが、「トルコ経由のザグレブ入りチケット」が比較的良性であった。

しかし、イスタンブールで7時間のトランスファーである。スターアライアンスであるため、ラウンジは使えるが、、、

ここで朗報!

トルコ航空便を利用し、トランスファーに6時間以上要する場合は、、、

なんと、「無料のイスタンブールツアー」に行けるのである。バスで一気に観光地まで連れて行ってくれ、

待ち時間ゼロ、各施設の入場料も無料、しかも昼食まで付いてくるという踏んだり蹴ったりツアーである。

昨今のイスタンブールの治安を考えると、ツアーで見所だけを回る方が圧倒的に安全と思われる。

12:00発のツアーに入るためには11:30までに申し込まなければならない。。。

しかし、イスタンブール到着予定時刻が11:15である。。間に合うかな、、、??

バルセロナ出発からドキドキしていたが、なんと出発時に機内で乗客(スペイン人)が騒ぎ始めたのである。

どうやら、予約していた座席と違うかったらしい。

「じゃかましい!エコノミーの分際で!」と言いたかったが、小生たちもエコノミーなので黙っておいた。

このアホのせいで出発が20分も遅れてしまった。。間に合うか?

11:25にイスタンブール空港に到着、また駐機場がターミナルの端っこであった。

走りまくって、入国審査を済まし、ツアーの窓口へ。。。


荷物受け取り所を出て、右に進み、スタバの横



KMT: 「12:00のツアーに入れる?」

係員: 「チケットみせて」

KMT: 「これ、19:20の便」

係員: 「今日は土曜日で道が混んで、帰ってこれんかったらアカンから、ムリです」

KMT: 「でも7時間以上あるやん」

係員: 「でも土曜日は道が混むんです」

KMT: 「帰りは早目に電車で帰ってくるよ」※ちなみにツアーは途中離脱可

係員: 「ちょっと、相談してきます」

2分後、、、

係員:「やっぱり、ダメです」

KMT:「その上司、ここに呼んで」

係員:「ダメ、ダメ」

思わず、頭突きを入れそうになったが、ガラスが硬そうなので止めておいた。

くそっ、自力で行くしかないのである。テロに遭ったらコイツに報復しようと心に誓い、空港をあとにした。

まずタクシーでブルーモスクへ。


ブルーモスク



少し寒々しい


エミノニュ地区


ボスポラス海峡


ヨーロッパとアジアのはざまで

イスタンブール。。。

テロの脅威がなければ、もっとゆっくり楽しみたい街であった。







2016年11月13日日曜日

Swiss ②

最近はすっかりと冬めいてしまい、今年も残すところ1ヶ月あまりとなった今日このごろ、、、

ブログ更新も疎かになってきているにもかかわらず、ちゃんと読んでくれているヒトがいるのに驚く毎日である。

この「西方見聞録」を読み返してみると、「おまえ、ほんまに仕事してんのか?」とお叱りを受けそうだ。

が、、、心配ご無用。仕事はちゃんとしている。。どころか、やり過ぎてしまっている感が否めない。

研究成果については、後日詳細に報告しよう。。


さて、今日はスイス②。続きを報告する。

遂に終点ゴルナーグラート3089mに到着した。

うーん、、、言われてみれば少し息苦しいような気もするが、、、チビは抱っこ紐の中で寝てしまっている。

もしかして、意識消失かな?と思い、つついてみると反応したので大丈夫そうだ。

駅を出るとおもむろにマッターホルンが姿を現した。

マッターホルン 
うーん、「孤高の巨人」の名に恥じない佇まいである。


ゴルナーグラート氷河

これも素晴らしい。


それにしても、尖った山である

これに登ろうと思い、また登ってしまったヒトもいるのだから、ヒトとは偉大な生き物である。

充分に頂上からのマッターホルンを堪能した後、いよいよ「逆さマッターホルン」にアタックである。

電車で一駅降りて、再び「ローテンボーデン」へ。急な丘を降りて行くと、、、


でたっ!
逆さマッターホルンのお出ましである。

運良く湖に張った氷が半分ほど溶けていたため、眺めることができた。

どうせなら全部溶けててくれれば、全貌がみれたのに。。。

しかしリピーターに聞いてみると、こんなにキレイな「逆さマッターホルン」は初めてとのこと。

大殺界中にしてはよく観れたほうであろう。。

息子よ、壮大な大自然を前に何を思う。。
そして、ツェルマットをあとにした。。。

次なる目的地、Grindelwald(グリンデルワルト)へ。ユングフラウへの中継地点となる街である。

電車、バスを乗り継ぐこと3時間。


グリンデルワルトに到着

ここからユングフラウ鉄道でヨーロッパ最高地点ユングフラウヨッホにアタックである。

ユングフラウ鉄道。。。

これまた切符代の悪性度が高く、スイスパス割引が効いても、大人1人138スイスフランであった。


途中駅アイスメーア3160m

いよいよ、ユングフラウヨッホへ。





途中、勾配がかなりキツく、


マイケルジャクソンもびっくりである。

やっと到着。

ユングフラウヨッホ 3571m

3500m越え、、、高山病の症状がでる限界高度である。

確かに、アタマを抱えて座り込んでいるヒトが至る所にいた。幸い我が家は何の症状もでなかった。


雲海が遥か下にみえる
Top of Europaの名に恥じない景観であった。


最終日は首都ベルンへ。

二―デック橋から望む旧市街

今回の総括して、

10月末のスイス・アルプスはオフシーズンに入るため、「氷河特急」には乗れない。

スイスパス(鉄道)よりはレンタカーで周ったほうが確実に良い。

しかしながら、オフシーズンであるため、ヒトは少なく、混雑することはまずない。

ツェルマットにはぜひ時間が許す限り滞在し、「逆さマッターホルン」へ臨むべきである。

また切符売り場にチビを連れて行くと、購入できない場合があるので注意されたい。

以上。


Swiss ①

祝♪ブログ1周年。。

我が西方見聞録も1年が経過した。思えば、色々旅行したものだ。。

2015年8月バルセロナに来てから、「毎月遠征」を目標に据えた。

2015年9月 マヨルカ島
    
   10月 バレンシア

   11月 パリ・・・テロのため中止

   12月 南スペイン

     1月 ノルウェー、アイスランド

     2月 モロッコ
 
     3月 エーゲ海クルーズ、イタリア

     4月 ブリュッセル、アムステルダム

     5月 出産のため遠征できず

     6月 ミラノ

     7月 アンドラ公国、サンセバスチャン、パンプローナ

     8月 日本
 
     9月 ランペドゥーザ島(イタリア)  

大殺界中にもかかわらず、よくがんばったものである。

さて、今回のテーマはスイス。。。10月末の連休を利用して、アルプス山脈に遠征したので報告しよう。

ランペドゥーザ島から帰ってきたあと、10月末に4連休があるとの情報が入ったのである。

どこに行こうか。。。??

カナリア諸島、クロアチア、シャウエン(モロッコ)、チュニジア、エジプト、、行きたいところ盛りだくさんである。

skyscannerで激安航空券を探していると、、、上記はいずれも価格、時間が悪性であった。

スイスをみてみると、、、往復で100€程度であったため、アルプス山脈遠征に決まったのであった。

メインは「リッフェル湖の逆さマッターホルン」である。

旅程は、、、

ジュネーブとローザンヌはハズしているが、

チューリッヒ、アンデルマット、ツェルマット、ユングフラウ、首都ベルンと周るゴールデンコースである。

クルマで行くか、電車で行くか、、、、うーむ。。

レンタカーだと、4日間でガス代込み250€程度、電車でいくと「スイスパス2等席」1人270€となる。

クルマにしようか、、、でも、アルプス山脈はすでに冬やし、山道が雪で通行止めになるとめんどくさい。

また、アンデルマットからツェルマットは「氷河特急」なる電車があって、壮大な景観が眺めれるとのこと。

少々高いが、電車にするか。。「スイスパス」大人2名540€、子どもはファミリーカードで無料であった。

次にホテル。。ツェルマットで2泊、グリンデルワルトで1泊、予約完了。

さて、あとは細かい旅程を埋めていくだけなのだが、、、、またまた大殺界が炸裂するのであった。。

なんと「氷河特急」が10月末から2週間ほどシーズンオフに入り、運休とのこと。。

それに合わせ、他のアルプス関連電車、観光地もオフシーズンに入るとのことだった。。

おいっ、たっかいスイスパス買うてしもたやんけ!!

他の電車は大丈夫かな?他に行き方があるのか?など疑問が尽きないが、ネットでは十分な情報が得られず、

準備段階からすでに暗雲が立ち込める中、ついに10/29の出発の日を迎えたのであった。

今回はLCCではなく、スイスエアライン。ラウンジも利用できるのが強みだ。

予定どおりチューリッヒに到着。

チューリッヒ空港駅でsimカードを購入し、いざアンデルマットへ。









途中の景色は、それはそれは素晴らしいモノであった。しかし、クルマだともっと良かったであろう。

Göschenen:ゲシェネンという駅で一旦電車を乗り換え、、アンデルマットに到着した。


アンデルマット駅
景色以外、特に観るところもなさそうなので、そのままスルー。。

本来であれば、ここから「氷河特急」でツェルマットに向かうところだったのだが、運休のため在来線で。。。

雪どころか、ダウンジャケットも脱げるぐらいの暖かさ。。クルマで来たら良かった。。

さて、ここからツェルマットに向かうのであるが、、、どうやら在来線は動いているらしい。

が、、、途中途中で線路点検のため通行止めがあり、電車・バス・電車・バス・電車と乗り換えるのであった。。

チビ3人連れての乗り換え、、、クルマで来たら良かった。。。

夕方やっとマッターホルンの街、ツェルマットに到着した。。


標高1620mなり

早速、情報収集へ。。。

日本語観光案内所は土日は閉まっているため、日本語のお土産屋さんで聞いてみた。

KMT: 逆さマッターホルンの観れるリッフェル湖はどのあたりでしょう?

おじさん: 先週寒くて、湖が凍ったので「逆さマッターホルン」は観れんよ。

あまりのサムさにこっちが凍りそうになってしまった。。

しかしながら、こんな僻地まで来てしまった以上、観に行くほかないのである。

さて、翌日。


ゴルナーグラート鉄道

この登山鉄道で山頂の展望台にアタックするのであるが、、、切符代が悪性なのであった。。

頂上までなんと大人1人90スイスフラン。。スイスパス割引でも45スイスフラン。

生後5ヵ月のチビを抱っこしながら切符売り場へ。

KMT: 「頂上まで往復、大人2名で。」

おばちゃん: 「頂上は3000m越えやから、その赤ちゃんは上まで行けんよ。」

KMT: 「大丈夫、様子見ながらゆっくり行くから。」

おばちゃん: 「でもダメよ。」

鬱陶しいババアめ!黙って切符売らんかいっ!

KMT: 「よしっ。じゃ、赤ちゃんはホテルに置いて行くよ。」

おばちゃん: 「じゃ、大人1枚ね。」

KMT: 「いやいや、ホテルに祖母がおるから預けていく(適当)。だから大人2枚ね。」

おばちゃん: 「・・・・はい。」

やっとの思いで切符を手に入れた。

まず、、

リッフェルベルグ 標高2582m

全然よゆー。。


ローテンボーデン 標高2815m
まだまだ大丈夫。


終点ゴルナーグラート 標高3089m

うーん、、、子どもたちもはしゃいでおり、全然大丈夫だ。


次回に続く。