この西方見聞録のテーマは旅行記である。
再度キモに銘じ、気を取り直して続けていこう。
インドに住んでいる親友が早めの夏休みでイタリア旅行にくるらしい。。
北イタリアをクルマで周遊するとのことであった。
当然、合流しなければならない。
しかし、生まれたてのチビはまだ旅行はキツいであろう。
仕方なくチビと家内をバルセロナに残し、産後手伝いで来西してくれた義母、長女、長男を連れて、
ミラノに遠征したので報告する。
まず日程である。仕事の都合もあり、6/25-26の土日しか使えない。
くそっ、もう一日あれば十分ミラノを満喫できるのに、、、、仕方なく6/25(土)早朝のフライトを予約した。
当然、航空会社は例の予約変更・キャンセルの類を一切受け付けないライアンエアーである。
帰りは6/27(月)の早朝マルペンサ空港発のイージージェットにしてみた。
予約して3日後、同僚から6/24(金)がスペインの休日であることを告げられたが後の祭りである。
さて、往路。どうやらライアンエアーの便はベルガモ空港に着陸するとのこと。
Google Mapで調べてみると、そこはもはやミラノではなくベルガモという隣町なのである。
ミラノでの移動を考えて、レンタカーを手配しようとすると、、、
ベルガモ空港で借りて、マルペンサ空港で返すとなんと乗り捨て料金が190€もするのである。
仕方なく、ベルガモ空港からシャトルバスで移動し、ミラノ中央駅で借りることにした。
ここである問題が、、、小生はよくRentalcar.comでレンタカーを手配している。
いつも事故などをカバーした「フルプロテクション」なる保険を付け、予約書にそう記載されているのだが、
営業所に行くと、必ず係員が別の保険を勧めてくるのである。
KMT: 「予約書にはフルプロテクション込みになっとるけど、」
係員: 「でもこのクルマは未保険です。」
KMT: 「でもここにフルプロテクション込みって書かれとる」
と言っても、日本語が読めないのである。
KMT: 「とりあえず、その保険は要らん」
係員: 「じゃあ、事故ったら費用は全部クレジットカードからさっぴきます!」
と撃ちこんできやがったので、
KMT: 「いーよ。そんなことしても、こっちでカード止めて支払わんから」
と迎撃し、店をあとにした。
そういえば、セビージャやアイスランドで借りた時も店員が同様のことを言ってたな。。。
旅行者相手に保険を二重に入らせてボろうとしているのか、、本当に保険に入っていないのか、、
フルプロテクションはRentacar.com独自の保険なのか、、
Rentacar.comに聞いてみたいのだが、日本語窓口がないのである。
誰か本当のことがわかったら、教えてほしい。
やっとクルマをゲットし、待ち合わせ場所であるガルダ湖へ向けて出発である。
当方、子ども2名。親友家族も3名の娘がいるので、子ども達が遊べるようにと目的地を湖にしたのであった。
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ガルダ湖畔 |
船に乗ってシルミオーネへ |
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シルミオーネの旧市街 |
旧市街は死ぬほど暑かった。。
あまりの暑さでバテたのか、、ビールを飲み過ぎて酔ったのか、、道中は歩くのもキツく、、
人生で初めてアイスクリームを残してしまった。。もったいない。。
ちょうど良いカンジの日陰湖畔に移動。
翌日は名もなき牧場へ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgltW1xkNrNHU9X1DgPXg7Y68vP8orYRSWtp0zxPwu3SeObVKcNtGZzu5FexkfmAncCtasEy9prO6tRZMgBVb13Opc_wfbto95bTahQwKBS4vbMnaSDVrE_wsyqE6R0sTHuNAwOFjzlcyw/s640/13620944_879316682180762_8867644685005279559_n.jpg)
イタリアのメシは本当にうまい。日本と同じで炭水化物が主食だからかな?
ピザ、パスタ、あまりのうまさに写真を1枚も取っていなかったことにびっくりしてしまった。
昼過ぎに親友家族と別れ、一路ミラノ市内へ。
せっかくミラノに来たからには、ダ・ヴィンチ作、「最後の晩餐」をみなければならない。
地球の歩き方によると、完全予約制でガイド付きの入場になるとのこと。当然、予約が必要である。
何度電話してもつながらず、やっとつながってもイタリア語のアナウンスで終わってしまう。。。
ネット予約も間に合わんし。。
しかし、とりあえず行ってみようか。
閉館30分前に到着! 券売り場に突撃すると、入場券が1枚だけ残っているのとのこと。
価格は10€。
KMT: 「もう券はないんか?子ども2人どうにかならんか?」
売り子: 「子どもも入場券が必要です。」
ちっ、こいつはハナシにならんな・・・。
ブツブツ言いながら戻ると、すでにグループは入場し終わって、トビラを閉めかけているじゃないですか!
KMT 「うおぉい、ちょっと待ってくれ!」
義母を押し込むついでに、どさくさに紛れて、子ども2人もトビラの向こうへシレっとねじ込んでやった。
結果、子ども2人は無料で「最後の晩餐」を鑑賞できたのであった。
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さすが、傑作である |
その後、どうしても行きたかったトコロへ、、、
アルマーニのアウトレット |
クルマでないと辿り着けない場所に位置しているが、品揃えは極めて豊富であった。
それにも増してビビるのが「価格」である。
以前に日本で買いそびれていた、欲しかったジャケットがあったので購入してみた。
「うーん、日本のアウトレットより少し安い程度やな。。」と思っていたら、なんとレジで
そこから半額になったのである。
さらに空港で申請すると、税金部分が還付されることも記しておこう。
また日本のアウトレットではまず遭遇しない、小生の29cmの足にフィットする「現品限りの靴」たち。
気が付くと、2足購入していた。。 も
本帰国前に必ずもう一度来よう、と決意しミラノをあとにしたのであった。